熊野純彦 /著   -- 講談社 -- 2017.1 -- 20cm -- 306p

資料詳細

タイトル カント美と倫理とのはざまで
著者名等 熊野純彦 /著  
出版 講談社 2017.1
大きさ等 20cm 306p
分類 134.2
件名 判断力批判
個人件名 カント,イマヌエル
著者紹介 1958年生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東京大学文学部教授。専攻は、倫理学、哲学史。主な著書に『レヴィナス 移ろいゆくものへの視線』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:美とは目的なき合目的性である. 美しいものは倫理の象徴である. 哲学の領域とその区分について. 反省的判断力と第三批判の課題. 崇高とは無限のあらわれである. 演繹の問題と経験を超えるもの. 芸術とは「天才」の技術である. 音楽とは一箇の「災厄」である. 「自然の目的」と「自然目的」. 目的論的判断力のアンチノミー. 「究極的目的」と倫理的世界像. 美と目的と、倫理とのはざまで
内容紹介 生の目的とは?世界が存在する意味とは?カントの批判哲学が最後に辿りついた、美と崇高を論じ、世界を目的論的に理解する可能性について考察している三批判書の最後の書『判断力批判』から、その世界像を読み解く鮮烈な論考。
要旨 生の目的とは?世界が存在する意味とは?カントの批判哲学が最後に辿りついた第三の書『判断力批判』から、その世界像を読み解く鮮烈な論考。
目次 美とは目的なき合目的性である―自然は惜しみなく美を与える;美しいものは倫理の象徴である―美への賛嘆は宗教性をふくんでいる;哲学の領域とその区分について―自然と自由あるいは道徳法則;反省的判断力と第三批判の課題―美と自然と目的とをつなぐもの;崇高とは無限のあらわれである―隠れた神は自然のなかで顕現する;演繹の問題と経験を超えるもの―趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー;芸術とは「天才」の技術である―芸術と自然をつなぐものはなにか;音楽とは一箇の「災厄」である―芸術の区分と、第三批判の人間学的側面;「自然の目的」と「自然目的」―自然の外的合目的性と内的合目的性;目的論的判断力のアンチノミー―反省的判断力の機能と限界について;「究極的目的」と倫理的世界像―世界はなぜこのように存在するのか;美と目的と、倫理とのはざまで―自然神学の断念と反復をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-220394-4   4-06-220394-4
書誌番号 1113453795

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