神経科学者が語る「依存」の構造 --
カール・ハート /著, 寺町朋子 /訳   -- 早川書房 -- 2017.1 -- 20cm -- 409p

資料詳細

タイトル ドラッグと分断社会アメリカ
副書名 神経科学者が語る「依存」の構造
著者名等 カール・ハート /著, 寺町朋子 /訳  
出版 早川書房 2017.1
大きさ等 20cm 409p
分類 368.8
件名 薬物依存
個人件名 ハート,カール L.
注記 原タイトル:HIGH PRICE
著者紹介 【カール・ハート】コロンビア大学心理学科長。フロリダ州マイアミで生まれ、メリーランド大学で心理学の学士号を、ワイオミング大学で実験心理学と神経科学の修士号と博士号を取得する。神経精神薬理学の分野で数々の論文を発表するほか、薬物と社会と人間の行動に関する教科書を執筆する。2014年、本書でPEN/E.O.ウィルソン科学文芸賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 アメリカでは、薬物の過剰摂取による死亡者が増え続けている。厳しい取り締まりで防げないのはなぜか。コロンビア大学の神経科学者が、ドラッグ常用者とおこなった実験と、自らのライフストーリーをつうじて「薬物依存」神話に挑む。
要旨 「薬物常用者」とされるアメリカ人は2000万人にものぼり、過剰摂取による死亡者が増えつづけている。有効な対策にならない薬物政策はどこから生まれたのか。神経科学者が規制の歴史をたどり、薬物が人体にもたらす影響を実証することで、従来の依存のイメージを問いなおす。なぜ科学的な裏づけのない政策がまかり通るのか。この政策の犠牲者はだれなのか。マイアミの貧困地区から身を起こし、アフリカ系アメリカ人として初めてコロンビア大学の自然科学系終身教授についた著者が、自らの人生をかけて告発する。PEN/E・O・ウィルソン科学文芸賞を受賞し、“ニューヨーク・タイムズ”紙や“ボストン・グローブ”紙などで絶賛された科学啓蒙書。
目次 私の出自;あの前とあと;ビッグママ;性教育;ラップと報酬;薬物と銃;選択とチャンス;基本軍事訓練;「家庭とは憎しみがあるところ」;迷路;ワイオミング州;いまだに単なる一人の黒んぼ;実験参加者の行動;胸を突く出来事;新たなクラック;救いを求めて;虚構ではなく事実にもとづいた薬物政策
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-209667-8   4-15-209667-5
書誌番号 1113454694
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113454694

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