増補新版 --
仲正昌樹 /著   -- 作品社 -- 2017.1 -- 19cm -- 349p

資料詳細

タイトル ポスト・モダンの左旋回
版情報 増補新版
著者名等 仲正昌樹 /著  
出版 作品社 2017.1
大きさ等 19cm 349p
分類 104
件名 社会思想 , ポストモダニズム
注記 初版:世界書院 2004年刊
著者紹介 1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。著作に『ハイデガー哲学入門-「存在と時間」を読む』(講談社現代新書)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代思想の閉塞状況〈からの離脱に向けて〉. マルクスと自然の「鏡」. マルクスの学位論文における「偶然」の問題. 「世界を変革する」とは?. 「ミニマ・モラリア」における脱・所有化と愛. ドゥルーズ=ガタリと「資本主義」の運動. ポスト・モダンの「左」転回. ポスト・マルクス主義としてのプラグマティズム. 左翼にとっての開かれた「場」. 『言葉と物』の唯物論. ドゥルーズのヒューム論の思想史的意味. 戦後左翼にとっての「アメリカ」. 加藤典洋における「公共性」と「共同性」. 『ミル・プラトー』から『〈帝国〉』へ
内容紹介 冷戦の終結と共に「マルクスがいなくなった」知の現場を俯瞰し時代を画する論考集。フーコーの闘争の意味、ドゥルーズのヒューム論、ネグリの「帝国」の意義、戦後左翼にとってのアメリカとトランプなど、新たな論考を付した増補新版。
要旨 浅田彰や柄谷行人などの日本のポスト・モダンの行方、現象学と構造主義を介したマルクス主義とデリダやドゥルーズの関係、ベンヤミン流の唯物史観、ローティなどのプラグマティズムの可能性等、冷戦の終結と共に「マルクスがいなくなった」知の現場を俯瞰し時代を画した旧版に、新たにフーコーの闘争の意味、ドゥルーズのヒューム論、ネグリの“帝国”の意義、戦後左翼にとってのアメリカとトランプについてなど、新たな論考を付す。
目次 現代思想の閉塞状況(からの離脱に向けて);マルクスと自然の「鏡」―現代思想から見た『経哲草稿』;マルクスの学位論文における「偶然」の問題―柄谷行人がやり残した課題;「世界を変革する」とは?―ブロッホ=デリダから見た「テーゼ」;「ミニマ・モラリア」における脱・所有化と愛;ドゥルーズ=ガタリと「資本主義」の運動;ポスト・モダンの「左」転回―デリダ、ローティ、そして柄谷行人(?);ポスト・マルクス主義としてのプラグマティズム―ローティの「文化左翼」批判をめぐって;左翼にとっての開かれた「場」;『言葉と物』の唯物論;ドゥルーズのヒューム論の思想的意味;戦後左翼にとっての「アメリカ」;加藤典洋における「公共性」と「共同性」;『ミル・プラトー』から『“帝国”』へ―ネグリの権力論をめぐる思想史的背景
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-617-7   4-86182-617-9
書誌番号 1113455504

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 104 一般書 利用可 - 2058165193 iLisvirtual