家族的文脈と福祉的文脈の交錯 -- MINERVA社会福祉叢書 --
安藤藍 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2017.2 -- 22cm -- 319p

資料詳細

タイトル 里親であることの葛藤と対処
副書名 家族的文脈と福祉的文脈の交錯
シリーズ名 MINERVA社会福祉叢書
著者名等 安藤藍 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2017.2
大きさ等 22cm 319p
分類 369.43
件名 里親制度-日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1985年東京都生まれ。2014年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士課程修了,博士(社会科学)を経て,現在首都大学東京都市教養学部都市教養学科人文・社会系助教,専門社会調査士,社会福祉士。専門は家族社会学,福祉社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:里親研究の射程. 里親養育の概況. 里親経験はいかに捉えられてきたのか. 里親たちの語り. 共存する「社会的養護としての養育」と「ふつうの子育て」. 家庭であること/仕事であることをめぐって. 親であること/支援者であることをめぐって. 措置委託解除後の子どもとのかかわりにおける葛藤と対処. 里親たちの葛藤に通底する困難とその生起メカニズム
内容紹介 近年、里親制度の社会的要請は高まっている。児童福祉、家族多様化論のいずれか一方にとらわれず、時間的・関係的限定性を持つ里親が抱える葛藤を検証。豊富なインタビュー調査から、現代を生きる里親の実像とその可能性を探究する。
要旨 近年、里親制度の社会的要請は高まっている。本書は、委託率問題や支援策検討などの福祉的文脈、「親子」「家族」関係の新しさに着目する家族的文脈のどちらにも偏らず、2つの文脈が交錯する場で、時間的・関係的限定性を持つ里親が抱える葛藤を検証。また、豊富なインタビュー調査から、里親を取り巻く諸機関、長期的養育の困難性、里親委託終了後の関係性などを考察。里親制度の基本概念や先行研究も詳説し、里親の立場とその可能性を探究する。
目次 序章 里親研究の射程―家族であること、社会的養護の担い手であること;第1章 里親養育の概況―歴史と実態;第2章 里親経験はいかに捉えられてきたのか―先行研究と本書の位置づけ;第3章 里親たちの語り―調査・分析の方法;第4章 共存する「社会的養護としての養育」と「ふつうの子育て」;第5章 家庭であること/仕事であることをめぐって―関係機関と比較した里親家庭の意味づけ;第6章 親であること/支援者であることをめぐって―実親との比較による里親の意味づけ;第7章 措置委託解除後の子どもとのかかわりにおける葛藤と対処―18歳からのはじまり;終章 里親たちの葛藤に通底する困難とその生起メカニズム
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07863-9   4-623-07863-9
書誌番号 1113456810

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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