政府、国連、NGOのはざまで -- ちくま新書 --
米川正子 /著   -- 筑摩書房 -- 2017.2 -- 18cm -- 318p

資料詳細

タイトル あやつられる難民
副書名 政府、国連、NGOのはざまで
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 米川正子 /著  
出版 筑摩書房 2017.2
大きさ等 18cm 318p
分類 369.38
件名 難民
注記 文献あり
著者紹介 神戸女学院大学卒業。南アフリカ・ケープタウン大学大学院で修士号取得(国際関係)。国連ボランティアでカンボジア、リベリア、南アフリカ、ソマリア、タンザニアとルワンダで活動。国連難民高等弁務官事務所職員として、ルワンダ、ケニア、コンゴ民主共和国で難民保護・支援や政策立案にあたる。現在、立教大学特任准教授。日本平和学会理事。専門は難民と強制移動、紛争と平和、人道支援。著書に『世界最悪の紛争「コンゴ」―平和以外に何でもある国』(創成社新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、NGO、各国政府などそれぞれの政策のアジェンダを、マクロな視点や難民当事者の視点から批判的に分析。政府、国連、NGOの狭間で翻弄される難民の現状を、アフリカでの支援経験をもとに報告する。
要旨 難民問題が近年クローズアップされている。日本も長年関わっているが、難民問題の本質は理解されていない。難民保護を任務とする国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、難民支援担当の人道支援団体、難民の人権尊重を訴える人権団体、拠出国政府、受入国政府、出身国政府などそれぞれの政策のアジェンダを、マクロな視点や難民当事者の視点から批判的に分析。政府、国連、NGOの狭間で翻弄される難民の現状を、アフリカでの難民保護と支援の経験、聞き取り調査と研究をもとに報告する。
目次 第1章 難民問題の基本構造;第2章 難民、UNHCRと政府の関係;第3章 難民キャンプの実態とアジェンダ;第4章 難民と安全保障―ルワンダの事例から;第5章 難民問題の恒久的解決―母国への帰還と難民認定の終了;第6章 人道支援団体の思惑とグローバルな構造
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06947-4   4-480-06947-X
書誌番号 1113458629
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113458629

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