聖なる俗伝 --
堤邦彦 /著   -- 森話社 -- 2017.2 -- 22cm -- 433p

資料詳細

タイトル 絵伝と縁起の近世僧坊文芸
副書名 聖なる俗伝
著者名等 堤邦彦 /著  
出版 森話社 2017.2
大きさ等 22cm 433p
分類 184.9
件名 仏教説話-日本-歴史-江戸時代 , 僧侶 , 縁起(仏教) , 絵巻
注記 索引あり
著者紹介 1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。京都精華大学人文学部教授。専攻 日本近世文学、説話伝承史、怪異学。著書に『近世仏教説話の研究-唱導と文芸』(翰林書房、1996年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:近世高僧伝の虚と実. 親鸞の産女済度譚. 蓮如上人・幽霊済度の島. 勧化本と絵解き. 二十四輩巡拝と関東絵伝. 『西光寺御絵伝』と「鬼人成仏証拠之角縁起」. 二十四輩寺院縁起の周辺. 親鸞伝から『性信上人絵伝』へ. 関東絵伝の近代. いくさ語りから怪談へ. 浄瑠璃姫伝承と寺宝開帳. 冥府は現世にあり. 福神と貧乏神. 上田秋成と唱導文化
内容紹介 高僧伝や縁起譚は近代中期の仏教の卑俗化を背景に、伝奇性・娯楽性を帯び、絵画化を伴いながら大衆文化に浸透していく。聖と俗の混淆から立ち現れた近世僧坊文芸の変遷を丹念に辿る。
要旨 高僧伝や縁起譚は近世中期の仏教の卑俗化を背景に伝奇性・娯楽性を帯び絵画化を伴いながら大衆文化に浸透していく。聖と俗の混淆から立ち現れた近世僧坊文芸の変遷を丹念にたどる。
目次 1 近世高僧伝の文芸性と口承性(近世高僧伝の虚と実―道元伝記の変容を中心に;親鸞の産女済度譚―縁起と口碑伝説のあいだ;蓮如上人・幽霊済度の島―真宗史と在地伝承);2 絵解きと高僧絵伝(勧化本と絵解き―幡随意上人伝の図像化をめぐって;二十四輩巡拝と関東絵伝;『西光寺御絵伝』と「鬼人成仏証拠之角縁起」;二十四輩寺院縁起の周辺―水辺の風土と念仏の勝利;親鸞伝から『性信上人絵伝』へ―報恩寺絵伝をよみとく;関東絵伝の近代―讃岐に渡った二十四輩伝承);3 縁起と近世文学(いくさ語りから怪談へ;浄瑠璃姫伝承と寺宝開帳;冥府は現世にあり―地獄観の近世的変容;福神と貧乏神―近世文学は「宿世の貧報」をどうとらえたか;上田秋成と唱導文化);4 資料篇(『弾誓上人絵詞伝』;『幡随意上人諸国行化伝』)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86405-107-1   4-86405-107-0
書誌番号 1113459300

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 184.9 一般書 利用可 - 2058531858 iLisvirtual