古典転生 --
星野太 /著   -- 月曜社 -- 2017.2 -- 22cm -- 287p

資料詳細

タイトル 崇高の修辞学
シリーズ名 古典転生
著者名等 星野太 /著  
出版 月曜社 2017.2
大きさ等 22cm 287p
分類 701.1
件名 崇高 , 修辞学
注記 欧文タイトル:Rhetoric of the Sublime
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1983年生まれ。東京大学大学院総合文科研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、金沢美術工芸大学講師。専攻は美学、表象文化論。共著に『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. 真理を媒介する技術. 情念に媒介されるイメージ. 瞬間と永遠を媒介するもの. 崇高論の「発明」. 言葉と情念. 「美学的崇高」の裏箔. 放物線状の超越. 光のフィギュール. 読むことの破綻
内容紹介 われわれが用いる言葉のうち、およそ修辞的でない言葉など存在しない。美学的崇高の背後にある修辞学的崇高の系譜を、ロンギノス『崇高論』からボワローらによる変奏を経て、ド・マンらによる今日の議論までを渉猟しつつ炙りだす。
要旨 われわれが用いる言葉のうち、およそ修辞的でない言葉など存在しない。美学的崇高の背後にある修辞学的崇高の系譜を、ロンギノス『崇高論』からボワローらによる変奏を経て、ドゥギー、ラクー=ラバルト、ド・マンらによるこんにちの議論までを渉猟しつつ炙り出す。古代から現代へと通底する、言語一般に潜む根源的なパラドクスに迫る力作。
目次 第1部 『崇高論』と古代(真理を媒介する技術―「ピュシス」と「テクネー」;情念に媒介されるイメージ―「パンタシアー」と「パトス」;瞬間と永遠を媒介するもの―「カイロス」と「アイオーン」);第2部 変奏される『崇高論』―近代におけるロンギノス(崇高論の「発明」―ボワロー『崇高論』翻訳と新旧論争;言葉と情念―バーク『崇高と美の観念の起源』と言語の使命;「美学的崇高」の裏箔―カント『判断力批判』における修辞学);第3部 崇高なるパラドクス―二〇世紀における「崇高」の脱構築(放物線状の超越―ミシェル・ドゥギーと「崇高」の詩学;光のフィギュール―フィリップ・ラクー=ラバルトと誇張の哲学;読むことの破綻―ポール・ド・マンにおける「崇高」と「アイロニー」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86503-041-9   4-86503-041-7
書誌番号 1113459376
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113459376

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