近代日本のミドルクラスとナショナリズム --
新倉貴仁 /著   -- 岩波書店 -- 2017.2 -- 20cm -- 319,18p

資料詳細

タイトル 「能率」の共同体
副書名 近代日本のミドルクラスとナショナリズム
著者名等 新倉貴仁 /著  
出版 岩波書店 2017.2
大きさ等 20cm 319,18p
分類 311.3
件名 ナショナリズム-日本-歴史-明治以後 , 中間階級-日本-歴史-明治以後 , 文化社会学
注記 欧文タイトル:EFFICIENCY COMMUNITIES
著者紹介 1978年生まれ。成城大学文芸学部専任講師.社会学,メディア論.東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程修了.博士(社会情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1920年代から高度成長期までを貫く近代日本のナショナリズムを「能率の共同体」という観点から捉えなおす。吉野作造から丸山眞男、大衆社会の成立から消費社会化・情報社会化を縦横に論じ、ナショナリズム論に新境地を拓く、歴史的=理論的探究。
要旨 一九二〇年代から高度成長期までを貫く近代日本のナショナリズムを「能率の共同体」という観点から捉えなおす。産業合理化、大量生産技術、サラリーマン、都市と農村の人口問題、オートメーション、マネジメント(経営)―こうした量と数、機械と能率をめぐるテクノロジーの変容は、同時代の諸言説とどのような影響関係にあり、国民という共同体の想像、ミドルクラスの文化や生活をどう規定したのか。吉野作造から丸山眞男、大衆社会の成立から消費社会化・情報社会化を縦横に論じ、ナショナリズム論に新境地を拓く、歴史的=理論的探究。
目次 序章 想像の共同体から「能率」の共同体へ―ナショナリズムと文化の社会学;第1章 量の技術と文化の時代―一九二〇年代;第2章 ネーションをエンジニアリングする―一九三〇年代;第3章 数の技術と戦後社会―一九五〇年代;第4章 マイホームをマネジメントする―一九六〇年代;終章 ネーションなきナショナリズムの時代に
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-001824-1   4-00-001824-8
書誌番号 1113462456
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113462456

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