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【図書】 日本精神史

自然宗教の逆襲 --
阿満利麿 ／著   -- 筑摩書房 -- ２０１７．２ -- １９ｃｍ -- ３０６ｐ

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タイトル 日本精神史
副書名 自然宗教の逆襲
著者名等 阿満利麿 ／著  
出版 筑摩書房 ２０１７．２
大きさ等 １９ｃｍ ３０６ｐ
分類 121.02
件名 日本思想－歴史 , 宗教－日本－歴史
注記 文献あり
著者紹介 １９３９年生まれ。京都大学教育学部卒業後、ＮＨＫ入局。社会教養部チーフ・ディレクター、明治学院大学国際学部教授をへて、現在、明治学院大学名誉教授。専門は日本精神史。主な著書に『日本人はなぜ無宗教なのか』（ちくま新書）などがある。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 大勢順応、カリスマ崇拝、事大主義、無責任体制…。こうした国民的心性の根底には何があるのか？日本人の神観念と共同体意識の原型にまで立ち返り、この国を呪縛するものの歴史的由来を探り、克服へのかすかな道筋を問う。
要旨 １９４５年の敗戦後、主体性をもたず権力や多数者にいとも簡単につき従う日本人の傾向をどう克服するか、が大きな課題として論じられた。だが、今もこの問題はなんら解決されていない。これほど根深く、空気のようにわれわれの精神を規定しているものは何なのか―それこそが、日本の「自然宗教」である。われわれの心性の背景をなす「自然宗教」とは、どのように生まれ、いかなる特徴をもつものか？なにゆえそれは、この国に「普遍的思想」が根づくことを阻害するのか？民俗学、歴史学、宗教史、思想史など幅広い知見を渉猟してその淵源を探り、克服へのかすかな道筋を問う。渾身の書き下ろし。
目次 第１章　無常観とニヒリズム―日本人の歴史意識；第２章　人間宣言―日本人と天皇；第３章　自然宗教―日本人の精神の基層になにがあるのか；第４章　「自然宗教」のはたらき―仏教と日本人；第５章　普遍宗教の誕生―平等な救済原理；第６章　普遍性の喪失―自然宗教の逆襲；第７章　普遍性の再生―日本人は変われるのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-84746-1　　 4-480-84746-4
書誌番号 1113463977

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