英国の精神科医と専門職としての発展1890-1930 --
高林陽展 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2017.2 -- 22cm -- 282,30p

資料詳細

タイトル 精神医療、脱施設化の起源
副書名 英国の精神科医と専門職としての発展1890-1930
著者名等 高林陽展 /〔著〕  
出版 みすず書房 2017.2
大きさ等 22cm 282,30p
分類 493.7
件名 精神医学-イギリス-歴史-19世紀 , 精神医学-イギリス-歴史-20世紀 , 精神科医-イギリス-歴史-19世紀 , 精神科医-イギリス-歴史-20世紀
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1977年生まれ。立教大学文学研究科史学専攻博士課程前期課程・後期課程を経て、ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン ウェルカム医学史研究所博士課程修了。Ph.D.(History of Medicine)。現在、清泉女子大学文学部文化史学科専任講師。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:精神医療の今から過去へ. 精神医療へのアプローチ. 一八九〇年狂気法と早期治療言説の形成. 戦争神経症の多発と早期治療言説. 一八九〇年狂気法と精神科医. 一八九〇年狂気法と精神病院. 精神医療をめぐる競争の諸相. 精神医学とスピリチュアル・ヒーリング. 精神医療の過去から今へ
内容紹介 なぜ、精神科医たちは1890年狂気法に反対し、脱施設化された精神医療の必要性を訴えたのか。この問いに答えるために、精神科医という専門職に注目し、その政治的言説、職階構造、診療実践、病院経営、他専門職との競争のありかたを検討する。
要旨 現在、日本の精神科病床数は30万床。英国は約2万床、精神医療の脱施設化が進められた結果である。その起源はいかなるものだったのか。近現代英国の精神科医という専門職に注目し、その政治的言説、職階構造、診療実践、病院経営、他専門職との競争のありかたを検討する。精神科医が創った歴史。
目次 精神医療の今から過去へ―専門職という視点から;第1部 脱施設化された精神医療への途―支配的業域の危機から権益確保の主張形成へ(精神医療へのアプローチ;一八九〇年狂気法と早期治療言説の形成;戦争神経症の多発と早期治療言説);第2部 精神科医・精神病院・非正規医療―支配的業域をめぐる諸局面(一八九〇年狂気法と精神科医;一八九〇年狂気法と精神病院;精神医療をめぐる競争の諸相;精神医学とスピリチュアル・ヒーリング);精神医療の過去から今へ―二〇世紀後半の英国精神医療をめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08595-9   4-622-08595-X
書誌番号 1113464300

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