長崎の異才なる大工棟梁の偉業 --
喜田信代 /著   -- 日貿出版社 -- 2017.2 -- 21cm -- 375p

資料詳細

タイトル 天主堂建築のパイオニア・鉄川與助
副書名 長崎の異才なる大工棟梁の偉業
著者名等 喜田信代 /著  
出版 日貿出版社 2017.2
大きさ等 21cm 375p
分類 523.19
件名 教会建築-九州地方-歴史
個人件名 鉄川 与助
注記 文献あり
著者紹介 1948年長崎市生まれ。長崎県立長崎東高校卒業。1967年三菱工業株式会社長崎造船所 造船設計部勤務。1999年放送大学卒業、2004年放送大学大学院修了。2010年東京工業大学大学院人間環境システム博士後期課程満期退学。2016年札幌市立大学大学院デザイン研究科デザイン専攻修了。博士(デザイン学)。〈著作〉『日本れんが紀行』(日貿出版社、2000年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 外国人宣教師の指導の元、西洋の建築技術と和風の伝統的工法を融合させ、独自のスタイルで多くの教会を建築し「日本教会建築の父」とも称される大工棟梁・鉄川與助。生涯を天主堂建築に捧げた與助の偉業を紹介する。
要旨 九州の最西端、五島列島には50を超える教会が在る。その多くはキリシタンたちによって、禁制から解放された明治・大正期に建てられた。それでは、いったい誰が教会を建築したのだろうか。その代表的人物が大工棟梁の鉄川與助。外国人宣教師の指導の元、西洋の建築技術と和風の伝統的工法を融合させ、独自のスタイルで多くの教会を建築して「日本教会建築の父」とも称される。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産に登録する動きの中で與助の建てた教会も構成資産に含まれ、再注目されている。本書は生涯を天主堂建築に捧げた與助の偉業を『手帳』や資料を参考に紹介する労作である。
目次 第1章 鉄川與助の生涯と業績;第2章 建築技術者・棟梁 鉄川與助の仕事―天主堂・学校・寺院;第3章 新しい建築材料と長崎の天主堂;第4章 宣教師が伝えた教会建築;第5章 天主堂の請負と工事費の清算;第6章 棟梁の暮らし―與助の『手帳』覚え書き;資料編
ISBN(13)、ISBN 978-4-8170-8231-2   4-8170-8231-3
書誌番号 1113464978
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113464978

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