小林宏光 /著   -- 勉誠出版 -- 2017.2 -- 27cm -- 736,38p

資料詳細

タイトル 中国版画史論
著者名等 小林宏光 /著  
出版 勉誠出版 2017.2
大きさ等 27cm 736,38p
分類 732.22
件名 版画-中国-歴史
注記 索引あり
注記 布装
著者紹介 上智大学名誉教授。専門は版画を含む中国絵画史。明治大学文学部卒、カリフォルニア大学バークレー校大学院美術史学修士および博士課程修了。Ph.D.。著書に『中国の版画-唐代から清代まで-』(東信堂)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:仏教版画の時代. 『御製秘蔵詮』版画の山水表現. 多様化する用途. 元代版画の伝統継承と新展開. 通俗文学と版画. 建版と金陵派版画. 徽派版画の三十年. 上 万暦前半までの安徽版画と丁雲鵬の版画活動. 徽派版画の三十年. 下 専門画家、黄氏刻工と有力版元の活躍. 彷徨する美人像. 陳洪綬の版画活動. 蕭雲従の人物版画への挑戦. 閔斉〓刊『西廂記』の多色刷り挿絵. 清代人物版画小史. 蘇州風景版画と西洋画法. 画譜の誕生と初期の発達. 劉世儒の墨梅と同時代の支持者. 肖像画法の図解. 万暦期総合画譜の発展. 上 多彩な制作者、版元と拡がる対象読者層. 万暦期総合画譜の発展. 下 明末地方王族の画学書『画法大成』. 顧炳編『顧氏画譜』. 上 歴代名画の集大成と絵画史情報の公開. 顧炳編『顧氏画譜』. 下 明末詩画集と明清絵画にみる利用状況. 『八種画譜』の複合的実態と制作事情. 『芥子園画伝』初集・二集・三集. 清代人物画譜の試み
内容紹介 唐代より清代末期にいたる千余年間に制作された様々な分野の書籍の挿絵版画と一枚刷り版画の代表作例に焦点をあて、版画の様式的変遷、技術的進歩、出版事情をはじめ、画家、刻工、版元の活躍等を考究する。図版約900点収録。
目次 第1部 古典的版画の形成と継承―唐、宋、元代の版画の諸相(仏教版画の時代―木版画の誕生と唐、北宋期の発展;『御製秘蔵詮』版画の山水表現―十世紀末の宋初宮廷山水画に関する試論 ほか);第2部 通俗文学書と挿絵版画―新たな版画ジャンルの誕生と成長(通俗文学と版画―元代から明代中期にいたる文学挿図本の発展状況;建版と金陵派版画―地方様式の盛衰と相互関係について ほか);第3部 画家と版画―明末から清末にいたる版と絵の相互交流(彷徨する美人像―仇英仕女像の版画化による変貌の足跡;陳洪綬の版画活動―挿絵版画の芸術的自立 ほか);第4部 画譜の歴史―絵画の発展とともに(画譜の誕生と初期の発達―南宋『梅花喜神譜』から明代中期『高松画譜』まで;劉世儒の墨梅と同時代の支持者―『劉雪湖梅譜』初刻本の出版とその意義をめぐって ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-27039-3   4-585-27039-6
書誌番号 1113467218
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113467218

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