藤川賢 /著, 渡辺伸一 /著, 堀畑まなみ /著   -- 東信堂 -- 2017.2 -- 22cm -- 322p

資料詳細

タイトル 公害・環境問題の放置構造と解決過程
著者名等 藤川賢 /著, 渡辺伸一 /著, 堀畑まなみ /著  
出版 東信堂 2017.2
大きさ等 22cm 322p
分類 519
件名 公害-日本 , 公害行政-日本 , 環境運動-日本
注記 索引あり
著者紹介 【藤川賢】東京都生まれ、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学 現在、明治学院大学社会学部教授 主要著書:『公害被害放置の社会学-イタイイタイ病・カドミウム問題の歴史と現在』(飯島伸子・渡辺伸一との共著、2007年、東信堂)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:放置の構造と解決との関係 藤川賢著. 解決と放置をめぐる社会過程 藤川賢著. 判決後40年間のイタイイタイ病住民運動と公害問題「解決」の意味 藤川賢著 渡辺伸一著. 大分市大気汚染公害と新産業都市開発 渡辺伸一著. 関あじ・関さばの誕生 渡辺伸一著. アスベスト被害の救済をめぐる矛盾と放置 堀畑まなみ著. 職業性がんの解決過程と行政対応 堀畑まなみ著. 辺境の公害からのグローバリズム 藤川賢著. インド・ボパール事件をめぐる被害拡大と国際的支援の展開 藤川賢著. 福島原発事故における避難指示解除と地域再建への課題 藤川賢著
内容紹介 公害・環境問題は、「被害放置」の構造が現れやすい。そこには被害が認められず、放置された被害者が残存している。こうした問題を抱えた各事例の検証を通じ、その解決方法には被害住民・地域ごとに異なった特性を有していることを明らかにする。
要旨 何が「解決」で何が「放置」されるのか?公害・環境問題は健康問題や社会問題との因果関係が見えにくく、「被害放置」の構造が現れやすい。そこには被害が認められず切り捨てられ、放置された被害者が残存しているのである。本書はこうした問題を抱えた各事例の検証を通じ、その解決過程には被害住民・地域ごとに異なった特性を有していることを明らかにする。福島第一原発事故以降、揺れる日本の公害・環境政策にも大いに示唆を与える研究。
目次 序 放置の構造と解決との関係;第1章 解決と放置をめぐる社会過程―構造的要因と変革への動き;第2章 判決後40年間のイタイイタイ病住民運動と公害問題「解決」の意味―イタイイタイ病問題とカドミウム問題の「ずれ」を通して;第3章 大分市大気汚染公害と新産業都市開発―大気汚染被害はいかに否定されたか;第4章 関あじ・関さばの誕生―大分・佐賀関における公害・開発問題との関連;第5章 アスベスト被害の救済をめぐる矛盾と放置;第6章 職業性がんの解決過程と行政対応―和歌山ベンジジン問題と大阪印刷業胆管がん問題から;第7章 辺境の公害からのグローバリズム―土呂久慢性砒素中毒とアジアの砒素汚染対策;第8章 インド・ボパール事件をめぐる被害拡大と国際的支援の展開;第9章 福島原発事故における避難指示解除と地域再建への課題―解決過程の被害拡大と環境正義に関連して
ISBN(13)、ISBN 978-4-7989-1410-7   4-7989-1410-X
書誌番号 1113467249
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113467249

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