「懲罰」としての病と死 --
渡部周子 /著   -- 日本評論社 -- 2017.3 -- 20cm -- 231p

資料詳細

タイトル つくられた「少女」
副書名 「懲罰」としての病と死
著者名等 渡部周子 /著  
出版 日本評論社 2017.3
大きさ等 20cm 231p
分類 367.6
件名 少女-日本-歴史 , ジェンダー-歴史 , 女性教育-日本-歴史-明治時代 , 婦人衛生-歴史
注記 文献あり
著者紹介 島根県立大学短期大学総合文化学科講師。博士(文学)。主な著作に『〈少女〉像の誕生―近代日本における「少女」規範の形成』(新泉社、女性史青山なを賞受賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「少女」とは何か。その存在感の源を探るべく、女子教育が制度化される明治期まで遡り、その方針に西洋科学思想が与えた影響を考察することで、「少女」成立以前の原型とも呼ぶべき姿を浮き彫りにする。
要旨 「少女」とはなにか。様々な徴候に彩られ、確固たる存在感を示すが、いざ説明しようとすると難しい。近代医科学が教育に落とした影―それが「少女」の原型となった。その存在感の源を探るべく、女子教育が制度化される明治期まで遡り、その方針に西洋科学思想が与えた影響を考察することで、「少女」成立以前の、原型とも呼ぶべき姿を浮き彫りにする。
目次 第1章 つくられた「少女」(「規範」と「逸脱」;先行研究と問題の所在;「少女」研究の視点から見えるもの;研究方法と本書の構成);第2章 「規範」像としての「少女」―その源流を辿る(国の富強と種族の繁殖;女子教育界における科学思想の受容);第3章 「逸脱」者とはなにか―「懲罰」としての病と死(「懲罰」としての病;学校による管理;潜在的な病者;女子教育制限説―「逸脱」を阻む科学的法則)
ISBN(13)、ISBN 978-4-535-58697-0   4-535-58697-7
書誌番号 1113467284

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