勝又基 /著   -- 笠間書院 -- 2017.2 -- 22cm -- 410p

資料詳細

タイトル 親孝行の江戸文化
著者名等 勝又基 /著  
出版 笠間書院 2017.2
大きさ等 22cm 410p
分類 152.6
件名 孝行 , 孝子 , 日本-文化-歴史-江戸時代
注記 欧文タイトル:Filial Piety Culture in the Edo Period
注記 索引あり
著者紹介 1970年、静岡県御殿場市生まれ。金沢大学文学部卒業、九州大学大学院文学研究科(修士・博士)修了。博士(文学、九州大学)。2015年より明星大学人文学部教授。著書『落語・講談に見る「親孝行」』(2011年、NHK出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:はじめに. 孝子表彰への好意的なまなざし. 西鶴は孝道奨励政策を批判しなかった. 表彰が人を動かし、作品を生む. 表彰は説話の起爆剤. 綱吉による孝行奨励政策の背景. 偽キリシタン兄弟の流転. 表彰と説話集とのあいだ. 宝物としての孝子伝. 明代仏教がリードした江戸の孝子伝. 儒者が選んだ日本史上の孝子. 『本朝孝子伝』刊行直後. 弥作が孝子日本代表になるまで. 藤井懶斎伝
内容紹介 とにかく堅苦しいイメージが強い「孝道徳」。果たして江戸時代のそれらは、そのようなものであったのか。江戸時代に「孝」が持った肯定的な熱気と、そこから生じた多様な現象を明らかにする。
要旨 「孝子良民の表彰は封建制度の強化策」という考えは、戦後になってから固定化されたものである。少なくとも江戸時代の人は、孝をそのように批判的に見ていなかった。江戸の「孝」は、誰もが善と信じて疑わない思想であった。実例をもとに新たな見方をさまざまに提示。今とは違う、その活力と豊かさを掘り起こす!
目次 第1章 孝文化研究序説(孝子表彰への好意的なまなざし―十七世紀後半の全体像;西鶴は孝道奨励政策を批判しなかった―不孝説話としての『本朝二十不孝』;表彰が人を動かし、作品を生む―駿河国五郎右衛門を例に;表象は説話の起爆剤―駿河国五郎右衛門をめぐって);第2章 表彰と孝子伝の発生(綱吉による孝行奨励政策の背景;偽キリシタン兄弟の流転―保科正之の孝子認定と会津藩における顕彰;表彰と説話集とのあいだ―岡山藩;宝物としての孝子伝―福知山藩・島原藩);第3章 孝子日本代表の形成(明代仏教がリードした江戸の孝子伝―元政『釈氏二十四孝』と高泉『釈門孝伝』;儒者が選んだ日本史上の孝子;『本朝孝子伝』刊行直後;弥作が孝子日本代表になるまで―水戸藩の表彰と顕彰);第4章 藤井懶斎伝―いかにして『本朝孝子伝』は生まれたか
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70839-7   4-305-70839-6
書誌番号 1113467309
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113467309

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