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【図書】 時間の言語学

メタファーから読みとく -- ちくま新書 --
瀬戸賢一 ／著   -- 筑摩書房 -- ２０１７．３ -- １８ｃｍ -- ２０５ｐ

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タイトル 時間の言語学
副書名 メタファーから読みとく
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 瀬戸賢一 ／著  
出版 筑摩書房 ２０１７．３
大きさ等 １８ｃｍ ２０５ｐ
分類 801
件名 比喩 , 時間・空間
著者紹介 １９５１年生まれ。佛教大学文学部教授。大阪市立大学名誉教授。専門は、英語学・レトリック。主な著書に『メタファー思考』（講談社現代新書）ほか（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
内容紹介 「時は金なり」「時は流れる」…。私たちが頭の中で時間をどのように考えるのかを、数多くの実際の言葉から分析。無意識的に使われるメタファーの仕組みを解明することにより、言葉と認識の関係を白日の下にさらす。
要旨 時間は抽象なので、私たちが時間を認識するとき、なにかに「見立て」るしかない。この「見立て」つまりメタファーを分析することで、“時間”を具体的に意識化することができる。近代において最も強固な「見立て」は“時は金なり”のメタファー。コーパスや、具体的なテキスト（「吾輩は猫である」「モモ」等）を探り、私たちが縛られているさまざまな時間のメタファーを明らかにした上で、新しい時間概念（「時間は命」）を模索したい。
目次 第１章　時間をことばで表すと―『広辞苑』ｖｓ．『新明解』（『広辞苑』の定義の変遷；『新明解』の挑戦）；第２章　「時間」と「とき」（ときの意味―ゆったりと流れるもの；時間の意味―計量されるもの；「時は金なり」は「時間は金なり」？）；第３章　時間経過の認識論（哲学者たちは時間をどう思索したか？；時間はどう流れるか）；第４章　時間のメタファー（時は金なり；時間に追われる；時間のネットワーク―時間のことばの全体像）；第５章　新たな時間概念を求めて（“時間は命”；時間の円環を取り戻す）
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06950-4　　 4-480-06950-X
書誌番号 1113467591
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113467591

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