滑稽本と人情本を捉える --
鈴木圭一 /著   -- 笠間書院 -- 2017.2 -- 22cm -- 472,14p

資料詳細

タイトル 中本研究
副書名 滑稽本と人情本を捉える
著者名等 鈴木圭一 /著  
出版 笠間書院 2017.2
大きさ等 22cm 472,14p
分類 913.55
件名 滑稽本 , 人情本
注記 索引あり
著者紹介 1956(昭和31)年東京都目黒区生まれ。慶應義塾大学文学部・同大学院文学研究科修士課程修了。現在県立川崎北高等学校教諭。著書『人情本事典』(共著、2010年、笠間書院)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中本について. 瀧亭鯉丈の『浮世床』. 『栗毛後駿足』から『花暦八笑人』へ. 『花暦八笑人』早印本. 瀧亭鯉丈. 「鯉水」著『傳労俚談旅寿々女』出板の意味. 売文者の戯作. 人情本の型. 写本『江戸紫』諸本考. 春水初期人情本『貞烈竹の節談』考. 文政十三年涌泉堂美濃屋甚三郎板『明烏後正夢』. 人情本の全国展開. 人情本などで半紙本型の中本が存在する一理由. 『五三桐山嗣編』考. 『萩の枝折』と『眉美の花』. 『風流脂臙絞』の解体と『以登家奈喜』四編. 建久酔故傳. 『正史實傳いろは文庫』備忘録. 実在幇間と文学の関わり研究のすすめ. 『珍説恋の早稲田』と『梛の二葉』. 写本『古実今物語』・『当世操車』考. お千代三十郎
内容紹介 現在では別々のジャンルと考えられている「滑稽本」「人情本」は、江戸時代、「中本」と呼ばれていた。「滑稽本」「人情本」を「中本」という視点から捉え直し、近代以降の理解とは異なった江戸時代の文学の姿を明らかにする。
要旨 現在では別々のジャンルと考えられている「滑稽本」「人情本」は、江戸時代、「中本」と呼ばれていた。書型が美濃半裁、すなわち中本である。「滑稽本」「人情本」を「中本」という視点から捉え直し、近代以降の理解とは異なった江戸時代の文学の姿を明らかにする。
目次 第1章 中本(中本について;瀧亭鯉丈の『浮世床』);第2章 滑稽本(『栗毛後駿足』から『花暦八笑人』へ―江戸周辺の膝栗毛物との関わり;『花暦八笑人』早印本 ほか);第3章 人情本(総論)(人情本の型;写本『江戸紫』諸本考);第4章 人情本の各論(板本)(春水初期人情本『貞烈竹の節談』考―畠山裁きを中心に;文政十三年涌泉堂美濃屋甚三郎板『明烏後正夢』 ほか);第5章 人情本の各論(写本)(『珍説恋の早稲田』と『梛の二葉』―実録を底本とした人情本;写本『古実今物語』・『当世操車』考 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70831-1   4-305-70831-0
書誌番号 1113468533

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