宗教史学論叢 --
江川純一 /編, 久保田浩 /編   -- リトン -- 2017.2 -- 22cm -- 414p

資料詳細

タイトル 「呪術」の呪縛 下巻
シリーズ名 宗教史学論叢
著者名等 江川純一 /編, 久保田浩 /編  
出版 リトン 2017.2
大きさ等 22cm 414p
分類 163.8
件名 呪術-歴史
著者紹介 【江川純一】東京大学大学院人文社会系研究科助教。著書に『イタリア宗教史学の誕生-ペッタッツォーニの宗教思想とその歴史的背景』(勁草書房、2015年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「呪術」の魅力 鶴岡賀雄著. 社会学年報学派の呪術論素描 山﨑亮著. 「magia」とは何か 江川純一著. メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約 渡辺和子著. その声はどこから来るのか 髙井啓介著. カバラーにおける神名の技法と魔術の境界 山本伸一著. ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ 青木健著. 古代ローマにおける凱旋の儀式 毛利晶著. 近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」 野口孝之著. 「呪術ではない」祭儀 寺戸淳子著. 19世紀合衆国における回心と「呪術」 佐藤清子著. 近代ドイツにおける「奇術=魔術」 久保田浩著. ロシアにおける呪術概念の検討 井上まどか著. 呪術としてのキリスト教受容 西村明著
内容紹介 変容し続けている生々しい概念である「magic」が生み出してきた、そして今も生み出し続けている豊饒な文化的営為に光を当て、「呪術」「魔術」の全体像を明らかにする。下巻には14本の論文を収録。
目次 第1部 呪術概念の再検討(「呪術」の魅力―「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論;社会学年報学派の呪術論素描;「magia」とは何か―デ・マルティーノと、呪術の認識論);第2部 事例研究:古代~中世(メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約―「宗教」と「呪術」と「法」;その声はどこから来るのか―腹話術の魔術性についての考察;カバラーにおける神名の技法と魔術の境界;ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ―バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来;古代ローマにおける凱旋の儀式―トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に);第3部 事例研究:近現代(近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」;「呪術ではない」祭儀―「秘義」としての聖体拝領;19世紀合衆国における回心と「呪術」―チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として;近代ドイツにおける「奇術=魔術」―奇術とスピリチュアリズムの関係に見る“秘められてあるもの”の意味論;ロシアにおける呪術概念の検討;呪術としてのキリスト教受容―ミクロネシア・ポンペイ島を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86376-054-7   4-86376-054-X
書誌番号 1113468542

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