伊藤慎吾 /著   -- 三弥井書店 -- 2017.2 -- 22cm -- 522,4p

資料詳細

タイトル 中世物語資料と近世社会
著者名等 伊藤慎吾 /著  
出版 三弥井書店 2017.2
大きさ等 22cm 522,4p
分類 913.4
件名 物語文学-歴史-中世 , 日本-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 昭和47年生まれ。國學院大學非常勤講師。『室町戦国期の文芸とその展開』(三弥井書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中世物語資料と近世社会. 奉納縁起としての奈良絵本. 鍋島直之の縁起絵巻奉納. 雅人と絵巻制作. 公家と庄屋の交流. 社家所蔵のお伽草子. 真字本『玉藻の草紙』考. 物語草子の浄瑠璃本化. 『源平盛衰記』の改作. 1 『源平軍物語』について. 『源平盛衰記』の改作. 2 『頼朝軍物語』について. 神社資料の読み物化. 高僧伝の読み物化. 久間八幡宮所蔵『八幡宮愚童記』付「久間八幡宮修造勧進帳」. 北名八幡神社所蔵『八幡宮縁起絵巻』. 真字本『玉藻の草紙』. 帰命日天之御本地. 東京国立博物館所蔵『頼朝軍物語』. お伽草子における物尽し. 物語史における脇役の変遷. 近代前期における中世物語の公刊
内容紹介 中世、草子・絵巻はいかなる目的で制作され、近世の人々に受容されていったのか。物語草子・絵巻を社会史的、文化的次元でとらえ、物語文学の継承と社会性を追求する。
要旨 草子や絵巻がつくられた目的と理由。社会史的、文化的次元でとらえ物語文学の継承と社会性を追求する。
目次 序論 中世物語資料と近世社会;1 中世物語の再生産(1)(奉納縁起としての奈良絵本―久間八幡宮所蔵『八幡宮愚童記』をめぐって;鍋島直之の縁起絵巻奉納―北名八幡神社所蔵『八幡宮縁起絵巻』の制作背景をめぐって;雅人と絵巻制作―国立国会図書館所蔵『平家物語絵巻』について);2 中世物語の再生産(2)(公家と庄屋の交流―上時国家所蔵『曽我物語』について;社家所蔵のお伽草子―南方熊楠書入の『文正草子』について;真字本『玉藻の草紙』考;物語草子の浄瑠璃本化―『月日の本地』から『帰命日天之御本地』へ);3 中世物語の再利用(『源平盛衰記』の改作(1)―『源平軍物語』について;『源平盛衰記』の改作(2)―『頼朝軍物語』について;神社資料の読み物化―『賀茂の本地』をめぐって;高僧伝の読み物化―『弘法大師御本地』について);4 資料編(久間八幡宮所蔵『八幡宮愚童記』付「久間八幡宮修造勧進帳」;北名八幡神社所蔵『八幡宮縁起絵巻』;真字本『玉藻の草紙』;『帰命日天之御本地』;東京国立博物館所蔵『頼朝軍物語』);補論 中世物語の文芸的変容(お伽草子における物尽し―歌謡との関係を通して;物語史における脇役の変遷―乳母冷泉考)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8382-3317-5   4-8382-3317-5
書誌番号 1113468548

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