浦野聡 /編   -- 勉誠出版 -- 2017.2 -- 20cm -- 414,16p

資料詳細

タイトル 古代地中海の聖域と社会
著者名等 浦野聡 /編  
出版 勉誠出版 2017.2
大きさ等 20cm 414,16p
分類 162
件名 宗教-地中海諸国-歴史-古代 , 祭祀-地中海諸国-歴史-古代
注記 欧文タイトル:Sanctuaries in the Ancient Mediterranean World
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 立教大学文学部史学科教授。専門は古代ギリシア・ローマ史ならびに古代末期史。特に、ローマ帝国の社会について、財政、租税制度、生業、位階、宗教、農民などに着目しながら、その構造と動態の解明をめざしている。主な編著書に、『人文資料科学の現在〈1〉』立教大学人文叢書(春風社、2006年)、『古代文字史料の中心性と周縁性』(春風社、2006年)、Centrality and Marginality of Ancient Documents (Seikokai Shuppan, 2009)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:古代地中海聖域の精神的・身体的トポグラフィー 浦野聡著. 郊外 上野愼也著. 奉納物からみた聖域と社会 師尾晶子著. ネットワーク理論と神聖使節団テオリアのネットワーク イアン・ラザフォード著 竹尾美里訳. 古代ローマ西方の聖域と社会 中川亜希著. 皇帝崇拝と聖域 藤井崇著. 後期ローマ帝国における聖域の変容 田中創著. キリスト教的空間の成立 奈良澤由美著. 東方における聖堂と社会 浦野聡著
内容紹介 古代地中海。そこはさまざまな宗教が展開した混沌たる世界。世界宗教が人々の心を支配するようになる以前、古代人はどこで何を感じ、考え、お互いの結びつきを得ようとしたのか。「聖域」に注目し、古代地中海世界の精神と社会に迫る。
要旨 古代地中海。そこはさまざまな宗教が展開した混沌たる世界。宗教の闘技場にもたとえられるその世界は、後のヨーロッパの芸術に豊かな題材を与えたギリシア・ローマ神話を生み、ヨーロッパ人の思考・ふるまい方を支配するキリスト教を育んだ世界でもある。その世界に生きた人々は、やがて各地に叢生した「聖域」を、祭儀の場から信仰の場へと変えていく。キリスト教など世界宗教が人々の心を支配するようになる以前、古代人はどこで何を感じ、考え、お互いの結びつきを得ようとしたのか。「聖域」に注目し、古代地中海世界の精神と社会に迫ろうとする意欲作。
目次 古代地中海聖域の精神的・身体的トポグラフィー;1 古代ギリシア(郊外―古典期のアテーナイ;奉納物からみた聖域と社会);2 ヘレニズム(ネットワーク理論と神聖使節団テオリアのネットワーク);3 古代ローマ(古代ローマ西方の聖域と社会;皇帝崇拝と聖域―ローマ帝国東方属州を中心に);4 古代末期以降(後期ローマ帝国における聖域の変容―州民と政府の関係を通じて;キリスト教的空間の成立―南ガリアの都市と礼拝;東方における聖堂と社会―リキア西部トロス教会主座聖堂をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22167-8   4-585-22167-0
書誌番号 1113468899
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113468899

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