集英社新書 -- シリーズ〈本と日本史〉
神田千里 /著   -- 集英社 -- 2017.3 -- 18cm -- 187p

資料詳細

タイトル 宣教師と『太平記』
シリーズ名 集英社新書 シリーズ〈本と日本史〉
著者名等 神田千里 /著  
出版 集英社 2017.3
大きさ等 18cm 187p
分類 210.46
件名 日本-歴史-室町時代 , 太平記 , 宣教師
注記 文献あり
著者紹介 1949年東京都生まれ。日本史学者。東洋大学文学部教授。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。1999年『一向一揆と戦国社会』(吉川弘文館)で、博士(文学、東京大学)。著書に『宗教で読む戦国時代』(講談社選書メチエ)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 各時代を代表する「本」のあり方から当時の文化や社会の姿を考え、その時代における世界観・価値観の成立を考察するシリーズ。第4弾では、『太平記』と宣教師との接点に注目し、戦国時代に生きた人々の心性に迫る。
要旨 本書が扱うのは、宣教師と『太平記』の意外な関係だ。南北朝~室町期の武士の生き様を描いた『太平記』は、戦国時代最大のベストセラーであり、数々の武将たちに愛好されていた。だからこそ、宣教師もこの作品を「日本を知るための最高の教科書」とみなして、必死に読み解こうとしたのであった。『太平記』と宣教師との接点に注目することで戦国時代に生きた人々の心性に迫ろうとする画期的論考。
目次 第1章 中世びとの『太平記』(事典としての『太平記』;『太平記』の受容);第2章 『太平記』と日本人の心性(『太平記』の世界観;宣教師の『太平記』受容と改竄;『平家物語』の受容);第3章 『太平記』と歴史(宣教師のみた日本の「歴史」;日本人の歴史認識);第4章 記憶の場「日本」(我ら「日本人」;草の根の歴史意識;名を残す);終章 国家と未来(国民の「文学」として;時間認識の変革;「日本国」の成立;国家史への関心;未来のゆくすえ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720872-6   4-08-720872-9
書誌番号 1113471728

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
神奈川 公開 Map 210.4 一般書 利用可 - 2058551670 iLisvirtual
磯子 公開 Map 210.4 一般書 利用可 - 2058442170 iLisvirtual