ポスト・カタストロフィーの記憶 -- 神奈川大学人文学研究叢書 --
熊谷謙介 /編著   -- 青弓社 -- 2017.3 -- 22cm -- 366p

資料詳細

タイトル 破壊のあとの都市空間
副書名 ポスト・カタストロフィーの記憶
シリーズ名 神奈川大学人文学研究叢書
著者名等 熊谷謙介 /編著  
出版 青弓社 2017.3
大きさ等 22cm 366p
分類 518.8
件名 都市再開発-歴史 , 災害復興-歴史 , 戦災復興-歴史
著者紹介 神奈川大学外国語学部准教授 専攻はフランス文学・文化、表象文化論 共著に『〈68年〉の性』(青弓社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ポスト・カタストロフィーの都市とは何か 熊谷謙介著. 禁域の効能 深沢徹著. 瞬間と持続、暴力と審美化の間で 小澤京子著. 「古きパリ」の誕生 泉美知子著. カタストロフィーを生き抜く 山口ヨシ子著. パリは燃えているか? 熊谷謙介著. グロテスク・フォトモンタージュ・ニュービジョン 小松原由理著. 〈関東大震災〉の記号学 日高昭二著. 二十世紀ローマの二つのカタストロフィー〈?〉 鳥越輝昭著. 〈廃品〉からの創造 土屋和代著. カタストロフィーを超えて立つ武術家の表象 村井寛志著. 三・一一後の記録・物語 小森はるか述 瀬尾夏美述 熊谷謙介聞き手
内容紹介 フランス革命、世界大戦後のヨーロッパとヒロシマ・ナガサキ、9・11と3・11…。加害と被害、騒乱と破壊、壊滅と再生の現場としての都市空間は、「あの日のあと」=ポスト・カタストロフィーに何を残したのかを、10人の論考と聞き書きから描き出す。
要旨 革命と内戦、蜂起と襲撃、国家間の戦争と自然の荒ぶる力にのぞんで、加害と被害、騒乱と破壊、壊滅と再生の現場としての都市空間は、「あの日のあと」=ポスト・カタストロフィーに何を残したのかを、10人の論考とアーティストたちへのインタビューを通して描き出す。災害がたえず起こり、分断が世界中に亀裂を走らせるいま、破壊の「あと」を具体的な都市表象から考察し、「都市を生きること」を問う新しい都市論。
目次 ポスト・カタストロフィーの都市とは何か―パリ、ニューヨーク、ヒロシマ、ナガサキ;禁域の効能―欲望喚起装置としての「内裏」と、古代都市平安京の消長;瞬間と持続、暴力と審美化の間で―リスボン大震災からフランス革命に至る時期の廃墟イメージ;「古きパリ」の誕生―フランス革命後のもう一つの都市再生;カタストロフィーを生き抜く―『風と共に去りぬ』スカーレットとアトランタ;パリは燃えているか?―パリ・コミューンの廃墟をめぐって;グロテスク・フォトモンタージュ・ニュービジョン―第一次世界大戦後ベルリンの視覚文化に見る都市と身体;“関東大震災”の記号学―秋田雨雀「骸骨の舞跳」をめぐって;二十世紀ローマの二つのカタストロフィー(?)―モラヴィアが見たファシズムの崩壊とアントニオーニが見た「奇跡の経済成長」;“廃品”からの創造―S.ロディアのワッツ・タワーとブラック・ロスアンジェルス;カタストロフィーを越えて立つ武術家の表象―天安門事件後の徐克と映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズ;三・一一後の記録・物語―小森はるか+瀬尾夏美インタビュー
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-3412-4   4-7872-3412-9
書誌番号 1113472797
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113472797

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