1930年代帝国日本の美術 --
五十殿利治 /著   -- 東京大学出版会 -- 2017.3 -- 22cm -- 550,9p

資料詳細

タイトル 非常時のモダニズム
副書名 1930年代帝国日本の美術
著者名等 五十殿利治 /著  
出版 東京大学出版会 2017.3
大きさ等 22cm 550,9p
分類 702.16
件名 美術-日本-歴史-昭和前期 , モダニズム
注記 索引あり
著者紹介 1951年生まれ。1978年早稲田大学大学院後期課程中退、北海道立近代美術館学芸員、筑波大学講師を経て、現在、筑波大学芸術系教授。著書に『大正期新興美術運動の研究』(スカイドア、1995年、毎日出版文化賞奨励賞)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. もうひとつの「日本美術年鑑」と対外文化宣伝. 美の聖域と競技場. 日中戦争期における雲岡石窟と日本人美術家. シベリア横断の画家と小説家によるパリ美術生活案内. モダニズムの展示. 岡本太郎とスイス・コネクション. セリグマン来日と日本の「前衛」. 近代美術館から現代美術館へ. 一九三〇年代東京における「街頭展」とモダニズムの新拠点. アマチュア写真から写真壁画まで. 終章
内容紹介 「非常時」が通奏低音のように鳴り響いた1930年代。日本の前衛芸術はいかなる様相を呈したのか。スイス人芸術家との交流を深めた岡本太郎、新たな展示の場となった銀座の画廊…。帝国日本の美術現象を丹念に跡付け、「冷たいモダニズム」の姿を描き出す。
目次 第1部 帝国の美術戦略(もうひとつの「日本美術年鑑」と対外文化宣伝―The Year Book of Japanese Art(『英文日本美術年鑑』)について;美の聖域と競技場―一九三六年ベルリン・オリンピック美術展について;日中戦争期における雲岡石窟と日本人美術家―柳瀬正夢と長谷川三郎を中心に);第2部 越境するモダニスト(シベリア横断の画家と小説家によるパリ美術生活案内―島村三七雄と林芙美子;モダニズムの展示―巴里新興美術展をめぐって;岡本太郎とスイス・コネクション―ネオ=コンクレティスムと一九三〇年代の「総合」の芸術;セリグマン来日と日本の「前衛」―長谷川三郎と瑛九);第3部 帝都の展示空間―上野恩賜公園とモダン銀座街頭(近代美術館から現代美術館へ―美術館建築と「現代美術」;一九三〇年代東京における「街頭展」とモダニズムの新拠点―「ブリュッケ」と「日本サロン」について;アマチュア写真から写真壁画まで―板垣鷹穂と写真展月評という舞台:『アサヒカメラ』一九三三~一九四二)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-086052-9   4-13-086052-6
書誌番号 1113472977

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