拡張する身体の誘惑 --
塚本昌則 /編, 鈴木雅雄 /編   -- 平凡社 -- 2017.3 -- 22cm -- 584p

資料詳細

タイトル 声と文学
副書名 拡張する身体の誘惑
著者名等 塚本昌則 /編, 鈴木雅雄 /編  
出版 平凡社 2017.3
大きさ等 22cm 584p
分類 904
件名 声-文学上
注記 欧文タイトル:Voix et litterature
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 【塚本昌則】1959年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退/パリ第12大学文学部博士課程修了(文学博士)。現在東京大学大学院人文社会研究科教授。ヴァレリー研究。著書に『フランス文学講義-言葉とイメージをめぐる12章』(中公新書,2012)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:あなたはレコード、私は蓄音機 鈴木雅雄著. 貸し出される身体 伊藤亜紗著. 消えゆく声 桑田光平著. セイレーンたちの歌と「語りの声」 郷原佳以著. 〈操る声〉と〈声の借用〉 合田陽祐著. 文学-他処から来た声? ウィリアム・マルクス著 内藤真奈訳. 第四の声 塚本昌則著. シャルロット・デルボ 谷口亜沙子著. W島を描写する〈声〉は誰のものか 塩塚秀一郎著. 想像し、想像させる声 たけだはるか著. 声は石になった 前之園望著. 歌声と回想 野崎歓著. 叙情に抗う声 熊木淳著. 例外性の発明 門間広明著. 目で聴く 立花史著. 主体なき口頭性 梶田裕著. ささやきとしての声、動詞の形としての態 ジャクリーヌ・シェニウー=ジャンドロン著 中田健太郎訳. 声は聞き逃されねばならない 鈴木雅雄著. 心霊主義における声と身元確認 橋本一径著. 人工の声をめぐる幻想 新島進著. オートマティスムの声は誰のもの? 中田健太郎著. フランスにみる録音技術の黎明期 福田裕大著. 〈本物〉とは何か 塚本昌則著
内容紹介 現実でもフィクションでもなく、現実でもフィクションでもある声の体験。この体験とともに文学の時代は終焉を迎え、文学のようなものの時代が到来した…。声=音をテーマに、録音技術と文学の関係を問う反文学論集。
要旨 現実でもフィクションでもなく、現実でもフィクションでもある声の体験。この体験とともに文学の時代は終焉を迎え、文学のようなものの時代が到来した…。壮大な20世紀文学読み替えプロジェクトのフィナーレ、『“前衛”とは何か?“後衛”とは何か?』『写真と文学』に続くシリーズ完結篇。詳細年譜「音響技術と文学」を付す。
目次 あなたはレコード、私は蓄音機―二〇世紀フランス文学と声の「回帰」;1 それは誰の声か―語り、身体、沈黙(貸し出される身体―話すことと読むことをめぐって;消えゆく声―ロラン・バルト ほか);2 声の不在と現前―歌、証言、フィクション(“第四の声”―ヴァレリーの声に関する考察;シャルロット・デルボ―アウシュヴィッツを「聴く」証人 ほか);3 声から立ちあがるもの―叫び、リズム、ささやき(叙情に抗う声―オカール、アルトー、ハイツィックにおける音声的言表主体;例外性の発明―ギー・ドゥボールの声について ほか);4 声の創造―霊媒、テレパシー、人工音声(声は聞き逃されねばならない―シュルレアリスムとノイズの潜勢力;心霊主義における声と身元確認―「作家なき作品」の制作の場としての交霊会 ほか);“本物”とは何か―サイボーグにおける誠実さ
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-33327-5   4-582-33327-3
書誌番号 1113473637
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113473637

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