山口裕子 /編著, 金子正徳 /編著, 津田浩司 /編著   -- 木犀社 -- 2017.3 -- 22cm -- 333p

資料詳細

タイトル 「国家英雄」が映すインドネシア
著者名等 山口裕子 /編著, 金子正徳 /編著, 津田浩司 /編著  
出版 木犀社 2017.3
大きさ等 22cm 333p
分類 224
件名 インドネシア-歴史-20世紀 , ナショナリズム-インドネシア-歴史-20世紀 , 栄典制度
注記 索引あり
著者紹介 【山口裕子】1971年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。北九州市立大学文学部・准教授。社会人類学。インドネシアの東南スラウェシ地方の政治社会状況と歴史語りの変化について研究。著書に『歴史語りの人類学-複数の過去を生きるインドネシア東部の小地域社会』(世界思想社2011年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:英雄大国インドネシア 山口裕子著 金子正徳著 津田浩司著. 未完のファミリー・アルバム 山口裕子著. 新たな英雄が生まれるとき 森田良成著. 民族集団のしがらみを超えて 金子正徳著. 「創られた英雄」とそのゆくえ 横山豪志著. 偉大なるインドネシアという理想 ファジャール・イブヌ・トゥファイル著 荒木亮訳. 「歴史をまっすぐに正す」ことを求めて 津田浩司著. 「国家英雄」以前 加藤剛著
内容紹介 インドネシアの独立と発展に貢献した人物を讃える称号「国家英雄」。インドネシアは、なぜ今も「英雄」を生み出し続けるのか。高度に体系化されてきた国家英雄制度の歴史と認定された英雄、認定を目指す地方や民族集団の運動に光を当てる。
要旨 インドネシアの独立と発展に貢献した人物をたたえる最高位の称号、「国家英雄」。1万3千もの島々に、千を超える民族集団を擁する国家として独立してから70年あまり、生まれながらの「インドネシア人」が国民の大多数を占め、民主化と地方分権化の進む今となってもなおインドネシアは、なぜ「英雄」を生み出し続けるのか。国民創設期に誕生した国家英雄制度は、国民統合に向けて変容を重ね、高度に体系化されてきた。その歴史と認定された英雄、認定をめざす地方や民族集団の運動に光を当てる。
目次 序 英雄大国インドネシア;1 未完のファミリー・アルバム―東南スラウェシ州の、ふたつの英雄推戴運動;2 新たな英雄が生まれるとき―国家英雄制度と西ティモールの現在;3 民族集団のしがらみを超えて―ランプン州における地域称号制度と、地域社会の課題;4 「創られた英雄」とそのゆくえ―スハルトと一九四九年三月一日の総攻撃;5 偉大なるインドネシアという理想―ムハマッド・ヤミン、タラウィの村からジャワの宮廷まで;6 「歴史をまっすぐに正す」ことを求めて―国家英雄制度をとおした、ある歴史家の挑戦;7 「国家英雄」以前―「祖国」の創出と名づけをめぐって
ISBN(13)、ISBN 978-4-89618-066-4   4-89618-066-6
書誌番号 1113474538
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113474538

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