近藤昌夫 /著, 角伸明 /著, 樫本真奈美 /著, 高田映介 /著, 新井美智代 /著   -- 水声社 -- 2017.3 -- 21cm -- 317p

資料詳細

タイトル ロシアの物語空間
著者名等 近藤昌夫 /著, 角伸明 /著, 樫本真奈美 /著, 高田映介 /著, 新井美智代 /著  
出版 水声社 2017.3
大きさ等 21cm 317p
分類 980.2
件名 ロシア小説-歴史 , 小説家-ロシア
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 【近藤昌夫】1956年、北海道生まれ。東京外国語大学大学院修了。現在、関西大学外国語学部教授。ロシア文学専攻。著書に、『都市と芸術の「ロシア」』(共著、水声社、2005)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『大尉の娘』の物語空間 樫本真奈美著. 現代の英雄 近藤昌夫著. 鼻 近藤昌夫著. 知られざるツルゲーネフ 角伸明著. 十字路の聖堂 近藤昌夫著. イワン・イリイッチの死 近藤昌夫著. チェーホフの作家としての聴覚とその物語空間 角伸明著. 「ここ」から「どこか」への脱出 高田映介著. われら 高田映介著. プーシキン像と黒の詩学 樫本真奈美著. コンスタンティノープル短編集 新井美智代著. 魂の「家」を求めて 高田映介著. 赤いカリーナ 近藤昌夫著. かばん 高田映介著. 長い夏 高田映介著
内容紹介 日本でも名前が比較的よく知られているか、あるいは日本語に翻訳されているロシアの作家の作品を中心に、現在活躍中の気鋭の作家も含めて年代順に作品論を収録。不可思議な魅力を湛えた「ロシアの物語空間」を探索する。
要旨 近現代ロシアの作家14人の長・短篇小説を、その核心部を構成する場所・空間の表象に着目して読み解き、人工的な都市と豊かな自然のコントラスト、隠された宗教的シンボル、帰るべき場所を失いさまよう人々の影に満ちている、不可思議な魅力を湛えた“ロシアの物語空間”を探索する。
目次 アレクサンドル・プーシキン『大尉の娘』の物語空間;ミハイル・レールモントフ『現代の英雄』―肖像画の空間;ニコライ・ゴーゴリ『鼻』―人工都市と反乱する自然;イワン・ツルゲーネフ知られざるツルゲーネフ―奇想的人物たちの物語空間;フョードル・ドストエフスキー十字路の聖堂―『地下室の手記』から『罪と罰』へ;レフ・トルストイ『イワン・イリイッチの死』―長椅子のクロノトポス;アントン・チェーホフ・初期物語空間 チェーホフの作家としての聴覚とその物語空間―『やるせない』『家で』『シベリアから』等;アントン・チェーホフ・後期物語空間 「ここ」から「どこか」への脱出―『百姓たち』『新しい別荘』『小犬を連れた奥さん』;エヴゲーニィ・ザミャーチン『われら』―壁の「こちら」と「むこう」;マリーナ・ツヴェターエワプーシキン像と黒の詩学―『わがプーシキン』をめぐって;アルセーニー・タルコフスキー「コンスタンティノープル短編集」―黄金の子供時代;アレクサンドル・ソルジェニーツィン 魂の「家」を求めて―『イワン・デニーソヴィチの一日』『ガン病棟』『マトリョーナの家』;ワシーリィ・シュクシーン『赤いカリーナ』―大地に蘇るペトルーシカ;セルゲイ・ドヴラートフ『かばん』―スーツケースに詰められた人生;アナイート・グリゴリャン「長い夏」―「どこでもない場所のまんなかで」
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0182-4   4-8010-0182-3
書誌番号 1113476494

所蔵

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