「春はあけぼの」に秘められた思い -- 朝日選書 --
山本淳子 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2017.4 -- 19cm -- 312p

資料詳細

タイトル 枕草子のたくらみ
副書名 「春はあけぼの」に秘められた思い
シリーズ名 朝日選書
著者名等 山本淳子 /著  
出版 朝日新聞出版 2017.4
大きさ等 19cm 312p
分類 914.3
件名 枕草子
個人件名 清少納言
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1960年、金沢市生まれ。平安文学研究者。京都大学文学部卒業。石川県立高校教諭などを経て、99年、京都大学大学院人間・環境学研究科修了、博士号取得(人間・環境学)。現在、京都学園大学人文学部歴史文化学科教授。2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞。15年、『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)で第3回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 藤原道長が恐れ、紫式部を苛立たせた書。それが随筆の傑作『枕草子』だ。権勢を極めてなお道長はなぜこの書を潰さなかったのか。冒頭「春はあけぼの」に秘められた清少納言の思いとは?あらゆる謎を解き明かす、全く新しい「枕草子」論。
要旨 平安に暮らす女房の視線で、その日常を明るく軽やかに描いた随筆として有名な『枕草子』。だが、作者・清少納言の執筆の真意は“お仕えする中宮定子の御ため”その一点にこそあった。生前は定子の心を慰めるために、死後にはその鎮魂のために思いを込めて―。定子の死後、その敵方であった藤原道長の権勢極まる世で、『枕草子』は潰されることなく、平安社会に流布した。果たしてこの事実は何を意味するのか。『枕草子』が平安社会を生き延びるために、清少納言が駆使した戦略とは?冒頭「春はあけぼの」に込められた、真実の思いとは?『枕草子』のまったく新しい扉が、ここに開かれる。
目次 清少納言の企て;春は、あけぼの;新風・定子との出会い;笛は;貴公子伊周;季節に寄せる思い;変転;女房という生き方;政変の中で;人生の真実〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263057-5   4-02-263057-4
書誌番号 1113477912

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 914.3 一般書 貸出中 - 2061287771 iLisvirtual
鶴見 公開 914 一般書 予約受取待 - 2060929184 iLisvirtual
公開 914 一般書 貸出中 - 2058509348 iLisvirtual
公開 914 一般書 予約受取待 - 2061749236 iLisvirtual
港南 公開 914 一般書 貸出中 - 2060929141 iLisvirtual
公開 914 一般書 貸出中 - 2060929109 iLisvirtual
都筑 公開 914 一般書 貸出中 - 2061140908 iLisvirtual
公開 914 一般書 貸出中 - 2060929133 iLisvirtual
瀬谷 公開 914 一般書 貸出中 - 2058547010 iLisvirtual