複合化するグローバル・ガバナンスの動態 -- MINERVA人文・社会科学叢書 --
西谷真規子 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2017.3 -- 22cm -- 377p

資料詳細

タイトル 国際規範はどう実現されるか
副書名 複合化するグローバル・ガバナンスの動態
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者名等 西谷真規子 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2017.3
大きさ等 22cm 377p
分類 319.04
件名 国際政治 , グローバリゼーション
注記 索引あり
著者紹介 1998年東京大学法学政治学研究科博士前期課程修了。東京大学助手。現在神戸大学国際協力研究科准教授。国際関係論専攻。著作「グローバル規範形成のトランスナショナル-国際政治」大賀哲・杉田米行編『国際社会の意義と限界-理論・思想・歴史』国際書院,2008年ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:国際規範とグローバル・ガバナンスの複合的発展過程 西谷真規子著. 「企業と人権」をめぐる多中心的なガバナンスの試み 山田高敬著. 武器貿易条約に見る規範の競合と並存 石垣友明著. 紛争予防規範と平和構築規範の複合と交錯 庄司真理子著. 日本の「抑制された再軍備」の形成過程 杉田米行著. グローバル開発ガバナンスの実現 大平剛著. 多中心的ガバナンスにおけるオーケストレーション 西谷真規子著. 内面化という虚構 小川裕子著. 規範媒介者としてのNGO 高橋良輔著. 規範パワーEUの持続性 臼井陽一郎著
内容紹介 複雑で複合的な現代の国際関係の実相を的確に捉えるにはどうすればよいか。コンストラクティヴィズム(構成主義)の系譜を継承しながら、複雑化する国際秩序の実態を、規範の観点からより多面的かつ体系的に捉える視座を提供する。
要旨 複雑で複合的な現代の国際規範の実相を的確に捉えるにはどうすればよいか。本書は、国際関係論の最新の理論的知見と多様な事例研究を用いて、この問いに多角的に答えようとするものである。とりわけ、コンストラクティヴィズム(構成主義)とグローバル・ガバナンス論を継承しながら、複雑化する国際秩序の実態を、規範の観点からより多面的に捉える視座を提供することを目的とする。
目次 国際規範とグローバル・ガバナンスの複合的発展過程;第1部 規範形成・伝播の複合過程(「企業と人権」をめぐる多中心的なガバナンスの試み―ステークホルダー間の知識共有と人権デュー・ディリジェンス規範の形成;武器貿易条約に見る規範の競合と並存―規範をめぐる合意形成の力学;紛争予防規範と平和構築規範の複合と交錯―国連におけるマルチステークホルダー・プロセスの生成過程を例として;日本の「抑制された再軍備」の形成過程―規範の競合という観点から;グローバル開発ガバナンスの実現―UNDCFとGPEDC間の調整をめぐって);第2部 規範履行の複合過程(多中心的ガバナンスにおけるオーケストレーション―腐敗防止規範をめぐる国際機関の役割;内面化という虚構―国際規範の法制度化と実効性;規範媒介者としてのNGO―アドボカシー・ポリティクスの理論と実践;規範パワーEUの持続性―政治の意思を支える制度の反復的実践)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-08005-2   4-623-08005-6
書誌番号 1113479153
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113479153

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