原子から経済までを動かす根本原理を求めて --
セザー・ヒダルゴ /著, 千葉敏生 /訳   -- 早川書房 -- 2017.4 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 情報と秩序
副書名 原子から経済までを動かす根本原理を求めて
著者名等 セザー・ヒダルゴ /著, 千葉敏生 /訳  
出版 早川書房 2017.4
大きさ等 20cm 286p
分類 331.19
件名 経済学 , 複雑系 , 情報科学
注記 原タイトル:WHY INFORMATION GROWS
著者紹介 【セザー・ヒダルゴ】1979年チリ生まれ。アメリカのノートルダム大学でアルバート=ラズロ・バラバシの指導のもと物理学の博士号を取得。現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)准教授であり、MITメディアラボでcollective learning groupを主導する。リカルド・ハウスマンとともに経済成長の予測手法として有用な「経済複雑性指標」(ECl)を開発、多彩な分野で活躍中。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 経済成長を理解するには、情報科学による包括的なアプローチが有効。経済成長を情報成長ととらえ、経済学にネットワーク科学を組み合わせた「経済複雑性指標」なる予測力の高い手法で注目された気鋭の研究者が、「成長」を理解するための科学を解説する。
要旨 混迷の時代、「経済成長とはいったい何なのか?」とあらためて問われることが少なくない。MITメディアラボで先端科学の幅広い試みに従事するヒダルゴは、「経済成長とはそもそも情報成長のひとつの表われにほかならない」という一歩高い立場から、経済現象の本質的な解説をしてのける。経済成長の著しい場所は、ほうっておけば混沌が支配するはずの物理世界で情報が結集し、秩序が形成されるポイント―著者の提唱する「想像の結晶化」作用が起こる場所だ。複雑系科学やネットワーク理論を駆使して開発した「経済複雑性指標」で注目を浴び、WIRED誌上で「世界を変える50人」に数えられた若き旗手が熱く説き語る、ハイエク図書賞最終候補の先端経済/科学解説。
目次 1 原子のビット(タイムトラベルの秘密;無意味の実体;永遠の異常);2 想像の結晶化(脳に生まれて;増幅エンジン);3 ノウハウの量子化(個人の限界;関係構築のコスト;信頼の重要性);4 経済の複雑性(経済の複雑性の進化;第六の物質;知識、ノウハウ、情報の密接な関係);5 エピローグ(物理的秩序の進化―原子から経済まで)
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-209683-8   4-15-209683-7
書誌番号 1113481733

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 331.1 一般書 利用可 - 2058586830 iLisvirtual
港南 公開 Map 331 一般書 利用可 - 2058591281 iLisvirtual