空間思想学の試み -- 近現代アジアをめぐる思想連鎖 --
山室信一 /著   -- 人文書院 -- 2017.4 -- 20cm -- 374p

資料詳細

タイトル アジアの思想史脈
副書名 空間思想学の試み
シリーズ名 近現代アジアをめぐる思想連鎖
著者名等 山室信一 /著  
出版 人文書院 2017.4
大きさ等 20cm 374p
分類 311.22
件名 政治思想-アジア(東部)-歴史-近代 , 日本-外国関係-アジア(東部)-歴史-明治以後
注記 索引あり
注記 奥付のタイトル関連情報(誤植):空間的思想学の試み
著者紹介 1951年熊本生まれ。東京大学法学部卒業。衆議院法制局参事、東京大学社会科学研究所助手、東北大学助教授などを経て、京都大学(人文科学研究所)名誉教授。法学博士。専攻は法政思想連鎖史。著書に『法制官僚の時代――国家の設計と知の歴程』(木鐸社、毎日出版文化賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:史料に導かれて. 満洲国が語りかけるもの. 夢の世に、夢を追って. 連鎖視点からみる辛亥革命と日本. 空間アジアを生み出す力. 東アジアにおける共同体と空間の位相. 日本の非暴力思想の史脈とその展開. 安重根・未完の「東洋平和論」. 正岡子規・四百年後の夢. 日本の国民国家形成と国学知の思想史脈. 井上毅の国際認識と外政への志向. 後ろを見る眼
内容紹介 戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の水脈とは?アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。
要旨 交響するアジアの思想。ここに伝えてほしい思想がある…アジアにおける思想空間と人びとの旅路。日清・日露から安重根事件、韓国併合、辛亥革命、満洲国まで…日本を結節点として、アジアは相互に規定しあいながら近代化をすすめた。近代日本の国家デザインはどのようにえがかれ国民国家形成がなされたのか?戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の史脈とは?アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。
目次 1 思想連鎖への道(史料に導かれて―連鎖視点への歩み;満洲国が語りかけるもの);2 空間アジアと思想連鎖(夢の世に、夢を追って―宮崎滔天『三十三年の夢』の思想史脈;連鎖視点からみる辛亥革命と日本―アジアの「革命」史脈;空間アジアを生み出す力―境界を跨ぐ人々の交流;東アジアにおける共同体と空間の位相―「環地方学」からアジアを問い返す);3 平和思想の史脈(日本の非暴力思想の史脈とその展開;安重根・未完の「東洋平和論」―その思想史脈と可能性について;正岡子規・四百年後の夢―理想を紡ぎ出す力);4 学知と外政―井上毅の日本とアジア(日本の国民国家形成と国学知の思想史脈;井上毅の国際認識と外政への志向;後ろを見る眼―歴史を学ぶということ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-52065-9   4-409-52065-2
書誌番号 1113482655

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