『源氏物語』放談 --
島津忠夫 /著   -- 和泉書院 -- 2017.4 -- 21cm -- 308p

資料詳細

タイトル 島津忠夫著作集 別巻3
各巻タイトル 『源氏物語』放談
著者名等 島津忠夫 /著  
出版 和泉書院 2017.4
大きさ等 21cm 308p
分類 910.8
件名 日本文学 , 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 索引あり
著者紹介 大正15年、大阪市に生れる。昭和25年、京都大学文学部文学科(国語学国文学専攻)卒。大阪府立市岡高校・同住吉高校教諭、佐賀大学文理学部講師・助教授などを歴任。大阪大学名誉教授。文学博士。著書に『連歌師宗祇』(文部大臣奨励賞受賞)など多数。「マグマ」「日本歌人」所属、現代歌人集会の理事、理事長を勤めた。元、現代短歌協会・日本文芸家協会会員。『島津忠夫著作集』全15巻にて第31回現代短歌大賞受賞。平成28年4月16日、没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『源氏物語』五十四帖は、一息に書かれたものではない。『源氏物語』のいくつかの巻は、紫式部工房での競作に成るのではないか。紫式部の執筆環境に目を向け、「伏線」「芽」という視点で真相に迫る。
要旨 『源氏物語』五十四帖は、どのようにして書かれていったのか。紫式部の周辺には、すでに物語の書ける女房もいくらもいた。いくつかの巻は、紫式部工房での競作に成るのではないか?名古屋の「源氏の会」で、四十五年間にわたって講義して来た著者が、いまその真相に迫る。
目次 はじめに―『源氏物語』と私;作品の成立と諸伝本―成立論のために;『源氏物語』成立論への興味;短編から長編へ―伏線と芽;最初に書かれたのは「若紫」か―帚木三帖と「若紫」と;「末摘花」から見えるもの;「桐壷」はいつ書かれたか;最初の長編化への道―「葵」「賢木」から「須磨」へ;明石の物語の発端―「明石」から「澪標」へ;「蓬生」と「関屋」―もしかすると紫式部の筆ではないかも〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0835-1   4-7576-0835-7
書誌番号 1113483031
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113483031

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.8/16/ベツ3 一般書 利用可 - 2061726554 iLisvirtual