大沢文夫 /著   -- 藤原書店 -- 2017.5 -- 20cm -- 187p

資料詳細

タイトル 「生きものらしさ」をもとめて
著者名等 大沢文夫 /著  
出版 藤原書店 2017.5
大きさ等 20cm 187p
分類 464.9
件名 生物物理学
著者紹介 1922年大阪生。日本学士院会員、名古屋大学名誉教授、大阪大学名誉教授。理学博士。専門は生物物理。1944年東京帝国大学理学部物理学科を卒業、名古屋帝国大学理学部助手。50年助教授、59年教授。68年より大阪大学基礎工学部教授を併任。86年定年退官。87年愛知工業大学教授、95年同客員教授。中日文化賞(1963年)、朝日賞(1975年)、藤原賞、紫綬褒章(共に1985年)等を受賞。著書『講座 生物物理――生物を物理に、そして再び生物に』(丸善、1998)他。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 単細胞生物ゾウリムシの運動を観察すると、外からの刺激なしで方向転換するなど、“ゆらぎ”を内部にもつ生き物のあり方が見えてくる。機械とは違う、「生きている」という「状態」とは何か?「生きもの」の本質にやわらかく迫る。
要旨 「生物物理」第一人者のエッセンス!「段階はあっても、断絶はない」。単細胞生物ゾウリムシにも、ヒトにも“自発性”はある!では“心”はどうだろう?ゾウリムシを観察すると、外からの刺激にかかわらず方向転換したり、“仲間”が多いか少ないかでも、行動は変わる。機械とは違う、「生きている」という「状態」とは何か?「生きものらしさ」の出発点“自発性”への問いから、「生きもの」の本質にやわらかく迫る!
目次 1 講演 “生きものらしさ”とは何か;2 自発性とは?(ゾウリムシのこと;「ゆらぎ」について―自発の源;自発から意志へ);3 状態論(状態論で生きものをみる;生きものは“やわらかい機械”をもつか?;筋肉収縮の場合);幕間 日本の科学者として;4 生きものの“ソフト”を問う―結びにかえて(“古典的な問い”と“現代の問い”と;生きもののソフトは?心は?目的は?;生きもの相互の関係)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86578-117-5   4-86578-117-X
書誌番号 1113483068
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113483068

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 464.9 一般書 利用可 - 2058590544 iLisvirtual