近代文学の「語り」と物語分析 --
菅原克也 /著   -- 東京大学出版会 -- 2017.4 -- 20cm -- 396,24p

資料詳細

タイトル 小説のしくみ
副書名 近代文学の「語り」と物語分析
著者名等 菅原克也 /著  
出版 東京大学出版会 2017.4
大きさ等 20cm 396,24p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 物語
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1954年生。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科比較文学比較文化専門課程博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻教授(比較文学比較文化)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 語ることで立ち現れる虚構の世界。語り手が担う「語り」のしくみを解きあかすことで、小説の物語はより深くより豊かなものとなる。小説を読むとはどのようなことか。語る行為、読むという行為を問いなおす、物語論と日本近代文学との出会い。
要旨 芥川龍之介、安部公房、泉鏡花、太宰治、永井荷風、夏目漱石、三島由紀夫、森鴎外…魅力的な日本近代文学の作品を例に、地に足ついた日本語で文学理論を語りなおす試み。
目次 第1章 テクストの相(三つの相―物語内容、物語言説、物語行為;太宰治「浦島さん」 ほか);第2章 語り手と語りの場(語り手という存在;語り手の姿―読者と向きあう語り手 ほか);第3章 語りの視点(心の中を語ること;焦点化―誰が知覚し、誰が語るのか ほか);第4章 テクストの声(テクストから聞こえる声;森鴎外「山椒大夫」における話法の処理);第5章 語りと時間(小説の中の時間;順序 ほか);終章(テクストと向き合う読者―「読者」の二つの意味;分析の対象としての語り ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-083070-6   4-13-083070-8
書誌番号 1113483593
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113483593

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