冷戦ガラパゴスを超えて --
石原俊 /著   -- 共和国 -- 2017.3 -- 19cm -- 273p

資料詳細

タイトル 群島と大学
副書名 冷戦ガラパゴスを超えて
著者名等 石原俊 /著  
出版 共和国 2017.3
大きさ等 19cm 273p
分類 361.04
件名 歴史社会学 , 日本-社会
著者紹介 明治学院大学社会学部教員。1974年、京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士後期課程修了。博士(文学)。千葉大学などを経て現職。2015~16年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。専門は、社会学・歴史社会学・島嶼社会論。著書に、『近代日本と小笠原諸島――移動民の島々と帝国』(平凡社、2007年、第7回日本社会学会奨励賞受賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:同時代史という現場. 世界史のなかの小笠原群島. 硫黄島、戦後零年. 大学の自治の何を守るのか. 満身創痍の大学と学問の自由の危機. 下野敏見『奄美諸島の民俗文化誌』. 高江洲昌哉『近代日本の地方統治と「島嶼」』. 田中隆一『満洲国と日本の帝国支配』. 石井知章+小林英夫+米谷匡史編著『一九三〇年代のアジア社会論』. 道場親信『抵抗の同時代史』. 荻野昌弘+島村恭則+難波功士編著『叢書戦争が生みだす社会』. サマンサ・パワー『集団人間破壊の時代』. 小熊英二『私たちはいまどこにいるのか』. 太田昌国『テレビに映らない世界を知る方法』. 駒井洋監修+小林真生編著『レイシズムと外国人嫌悪』. 前田朗編著『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』. 篠原雅武『全-生活論』
要旨 冷戦終結を経てグローバリズムや国家主義に包囲され、ますます“ガラパゴス”の様相を呈する国、日本。その歴史的・空間的なしわよせが集中するさまざまな“現場”の精緻な分析を通して克服を試みる、「殺さない/殺されない」ための同時代論集。
目次 第1部 同時代史という現場―歴史の岐路としての現代日本(一九九〇年代のインパクト―帝国・総力戦・冷戦の再審;二〇〇〇年代のバックラッシュ―歴史認識の疲弊とレイシズムの台頭 ほか);第2部 群島という現場―帝国・総力戦・冷戦の底辺から(世界史のなかの小笠原群島;硫黄島、戦後零年);第3部 大学という現場―グローバリズムと国家主義の攻囲のなかで(大学の自治の何を守るのか;満身創痍の大学と学問の自由の危機);第4部 書物という現場―歴史の岐路を読み解くために(下野敏見『奄美諸島の民俗文化誌』;高江洲昌哉『近代日本の地方統治と「島嶼」』 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-907986-34-6   4-907986-34-3
書誌番号 1113484318

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