「日本人」の輪郭 --
遠藤正敬 /著   -- 人文書院 -- 2017.5 -- 20cm -- 380p

資料詳細

タイトル 戸籍と無戸籍
副書名 「日本人」の輪郭
著者名等 遠藤正敬 /著  
出版 人文書院 2017.5
大きさ等 20cm 380p
分類 324.87
件名 戸籍-歴史
注記 索引あり
著者紹介 1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、東邦大学、大阪国際大学等で非常勤講師。専攻は政治学、日本政治史、東アジア国際関係史。著書に『近代日本の植民地統治における国籍と戸籍-満洲・朝鮮・台湾』(明石書店、2010)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代日本において、無戸籍者の存在は政治・社会問題であると同時に、移民、引揚げに関わる国際問題であった。そして現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す。
要旨 「日本人」とは誰なのか―近代日本において無戸籍者の存在は、家制度をはじめ徴兵、治安、福祉などに関わる政治・社会問題であると同時に、移民、引揚げに関わる国際問題であった。そして現代では家族生活の多様化に伴い、戸籍の必要性そのものが問われている。無戸籍者の歴史的変遷を辿り「日本人」の輪郭を改めて捉え返す労作。
目次 「無戸籍」とは何か―戸籍がない「日本人」とは;戸籍の役割とは何か―届出によってつくられる「身分」;「無戸籍」という意味―「日本人」の証明なき「日本人」;無戸籍の来歴―古代から近世まで;近代日本戸籍の成立とその背反者;家の思想と戸籍―「皇民」の証として;「社会問題」としての無戸籍問題;無戸籍となった越境者―移民、戦争、戸籍;無戸籍者が戸籍をつくる方法―「日本人」の資格とは;「無戸籍」と「無国籍」―「籍」という観念;戸籍がないと生きていけないのか―基本的人権と戸籍;戸籍がなくても生きられる社会へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24117-2   4-409-24117-6
書誌番号 1113488603

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