死と救済の物語を読み解く --
清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 /編   -- 笠間書院 -- 2017.5 -- 21cm -- 196p

資料詳細

タイトル 日韓怪異論
副書名 死と救済の物語を読み解く
著者名等 清泉女子大学「日本文学と怪異」研究会 /編  
出版 笠間書院 2017.5
大きさ等 21cm 196p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史 , 朝鮮文学-歴史 , 怪奇文学
内容 内容:「火車」を見る者たち 藤井由紀子著. 『源氏物語』における死と救済 藤本勝義著. 中世文学における死と救済 姫野敦子著. 死なせぬ復讐譚 佐伯孝弘著. 幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」 藤澤秀幸著. 朝鮮王朝小説における死と救済の相関性 沈致烈著. 「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴 金基〓著. 朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化 姜祥淳著. 朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性 金貞淑著. 朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済 高永爛著
内容紹介 何が“救い”で何が“苦”なのか?学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、「死と救済」を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。
要旨 何が“救い”で何が“苦”なのか怪異から死生観がわかる―学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、“死と救済”を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。
目次 1 日本編(「火車」を見る者たち―平安・鎌倉期往生説話の“死と救済”;『源氏物語』における死と救済;中世文学における死と救済―能「鵺」をめぐって;死なせぬ復讐譚―『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」を巡って;幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」);2 韓国編(朝鮮王朝小説における死と救済の相関性―「淑英娘子伝」を中心に;「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴;朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化;朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性;朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70848-9   4-305-70848-5
書誌番号 1113490118

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