空想・建築・格差社会 --
オスカー・ニーマイヤー /著, アルベルト・リヴァ /編, 阿部雅世 /訳   -- 平凡社 -- 2017.5 -- 20cm -- 90p

資料詳細

タイトル ニーマイヤー104歳の最終講義
副書名 空想・建築・格差社会
著者名等 オスカー・ニーマイヤー /著, アルベルト・リヴァ /編, 阿部雅世 /訳  
出版 平凡社 2017.5
大きさ等 20cm 90p
分類 520.4
件名 建築
注記 原タイトル:IL MONDO E INGIUSTO
著者紹介 【オスカー・ニーマイヤー】(1907-2012)ブラジル生まれの建築家。104の歳まで生涯にわたり旺盛な創作活動を続け、世界に数多くの傑作建築を遺した。ブラジリアの建築群は1987年に、パンプーリャ近代建築群は2016年に世界文化遺産に登録されており、1984年からはリオのスラム街の子どもの教育センターICEPの設計にも従事、200校以上が建設されている。1963年にレーニン国際平和賞、1970年にアメリカ建築家協会金賞、1988年にプリツカー賞、ベネチア国際建築ビエンナーレでは、1963年、1996年と2度の金獅子賞を受賞。日本では、2004年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 世界遺産ブラジリアの設計者として生涯現役を貫き、空想力で未来を創った建築家オスカー・ニーマイヤーが格差の時代に生きるわたしたちに遺した珠玉のラストメッセージ。
要旨 2012年、オスカー・ニーマイヤー104歳。この本に綴られているのは、1世紀を超えて生涯現役を貫いた不出世の建築家が、格差の時代に生きる現代の若者たちに向けて放った、彼の最後のメッセージである。「104年の人生を振り返って、改めて思う。この世の中は間違っている。社会は変わらなければならない。持たざるものは、その貧しさから抜け出さなければならず、持つものは、占有する富を減らさなければならない」。建築界の絶対的な主役を務め続けたニーマイヤーの哲学は、その仕事の中に凝縮され、突き刺さっている。ニーマイヤーの建築は、常に社会をよりよくすることに向けられていた。「建築は、単にきっかけを作るに過ぎない。重要なのは、人の日常の暮らしであり、人である。人は、心と感情を持ち、正義と美に飢え、快適と刺激を渇望する、不思議な生き物である。これを、決して忘れてはならない」。彼の建築の根底にある、ゆるぎない信念を持って、彼は呼びかける。
目次 空想とはなにか;大多数の人々;「世の中を変えたいのです」;美は機能する;先駆けたものたち;未来を発明する;104歳;問い;宙に絵を描いていた少年(アルベルト・リヴァ);編集ノート
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-54458-9   4-582-54458-4
書誌番号 1113491188

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