ワシーリー・グロスマン前期作品集 --
ワシーリー・グロスマン /〔著〕, 赤尾光春 /訳, 中村唯史 /訳   -- みすず書房 -- 2017.5 -- 20cm -- 384p

資料詳細

タイトル トレブリンカの地獄
副書名 ワシーリー・グロスマン前期作品集
著者名等 ワシーリー・グロスマン /〔著〕, 赤尾光春 /訳, 中村唯史 /訳  
出版 みすず書房 2017.5
大きさ等 20cm 384p
分類 988
注記 原タイトル:Украина без евреев
注記 文献あり
著者紹介 【ワシーリー・グロスマン】1905-1964。ウクライナ・ベルディーチェフのユダヤ人家庭に生まれる。モスクワ大学で化学を専攻。炭鉱で化学技師として働いたのち、小説を発表。50年代後半から大作『人生と運命』を執筆、60年に完成。齋藤紘一訳『人生と運命』全3巻(2012,第49回日本翻訳文化賞受賞)ほかがみすず書房より翻訳刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ユダヤ人のいないウクライナ 赤尾光春訳. トレブリンカの地獄 赤尾光春訳. ベルディーチェフの町で 赤尾光春訳. 女 中村唯史訳. 若い女と老いた女 中村唯史訳. しばらくの悲しい日々 中村唯史訳. チェーホフの眼で 中村唯史訳. 生 中村唯史訳. 老教師 赤尾光春訳. ピタゴラス派を信じるなら 中村唯史訳
内容紹介 独ソ戦末期に赤軍記者としてナチスの絶滅収容所を報じた表題作他、革命と戦争、理想と独裁のあやなす時代を言語に表現した奇跡。第二次世界大戦の終結前後までに執筆、あるいは構想されたルポルタージュ・小説・戯曲を収載する。
要旨 極限状況下で人々はどのようにふるまったのか。自由や優しさや善良さとは何なのか。第二次世界大戦の終結前後までに執筆あるいは構想されたルポルタージュ・小説・戯曲を収載する。独ソ戦末期に赤軍記者としてナチの絶滅収容所を報じた「トレブリンカの地獄」。母を虐殺された故郷ウクライナを舞台に、ホロコーストがテーマの世界最初の作品となった傑作小説「老教師」。男まさりの女性政治局員がユダヤ人集落で出産する日々をユーモラスに描いた出世作「ベルディーチェフの町で」。行きずりの情事を経験した兵士の二日間「女」。革命が空洞化し官僚主義がはびこるにつれ、過去と同じことを繰り返す人間の業を目にして、歴史は進歩するのか循環するのかと主人公が問う戯曲「ピタゴラスを信じるなら」。人はそれぞれが歴史を生きている。その希望や幻滅、想いを、死ぬまで表現しつづけた文学の軌跡は、『システィーナの聖母ワシーリー・グロスマン後期作品集』(齋藤紘一訳)へとつながっていく。グロスマンは社会主義国家建設に参加し、そのために努力しながら、やがて次第にスターリン体制批判へと転じていった。
目次 1 ルポルタージュ(ユダヤ人のいないウクライナ;トレブリンカの地獄);2 短篇小説(ベルディーチェフの町で;女;若い女と老いた女;チェーホフの眼で;生;老教師);3 戯曲(ピタゴラス派を信じるなら)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-08585-0   4-622-08585-2
書誌番号 1113492180

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