アジア遊学 --
張龍妹 /編, 小峯和明 /編, 今西祐一郎 /〔ほか執筆〕   -- 勉誠出版 -- 2017.5 -- 21cm -- 333p

資料詳細

タイトル 東アジアの女性と仏教と文学
シリーズ名 アジア遊学
著者名等 張龍妹 /編, 小峯和明 /編, 今西祐一郎 /〔ほか執筆〕  
出版 勉誠出版 2017.5
大きさ等 21cm 333p
分類 904
件名 アジア-雑誌 , 女性問題-アジア(東部)-歴史 , 女性-文学上 , 仏教文学-歴史
要旨 『蜻蛉日記』『枕草子』『源氏物語』…平安の頃から連綿と続く「女性の文学」。その物語や日記には高い思想性が見られ、その裏打ちとして仏教(信仰)が通底している。近年のジェンダー研究の隆盛を受けて関心の高まる女性と文学、そして仏教との関わりを、東アジア全体に視野を広げながら論じる。
目次 1 女性と仏教の文学世界(女文字の仏教;女性が男性を論破する大乗経典―日本の女性文学への影響;『参天台五臺山記』にみる「女性と仏教」;“仏伝文学”と女人―物語の原点として);2 女人の道心と修行(女性仏道修行者の出家と焼身―東アジア仏教最初期の一考察;紫式部の道心について;手紙を書く女たち―儒教と仏教を媒介に;『とはずがたり』における後深草院二条の信仰心―西行の受容を中心に);3 『法華経』と女人の形象(『冥報記』における女性『法華経』信仰説話の伝承考;鎮源撰『本朝法華験記』独自の女性像―表現の出典と発想の和化を手掛かりに;「平家納経」と女性の仏教実践;『八幡愚童訓』の一側面―神功皇后像と故事としての仏伝);4 東アジアへの視界(宋代の女性詩人と仏教―朱淑真を例として;朝鮮の宮廷女流文学における宗教思想);5 近世・近代文学の女性と宗教(上田秋成の仏教観と「宮木が塚」における権力・智略と信仰;二十世紀の和泉式部伝説―『かさぶた式部考』における「救済」について;初期平塚らいてうの女性解放の思想と禅;芥川龍之介『南京の基督』論―金花の“奇蹟”物語の深層心理;核時代における現代人の信仰の問題について―大江健三郎の『燃えあがる緑の木』を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22673-4   4-585-22673-7
書誌番号 1113492847

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