ここまでわかった「東海の大大名」の実像 -- 歴史新書y --
日本史史料研究会 /監修, 大石泰史 /編   -- 洋泉社 -- 2017.6 -- 18cm -- 287p

資料詳細

タイトル 今川氏研究の最前線
副書名 ここまでわかった「東海の大大名」の実像
シリーズ名 歴史新書y
著者名等 日本史史料研究会 /監修, 大石泰史 /編  
出版 洋泉社 2017.6
大きさ等 18cm 287p
分類 288.3
件名 今川(氏)
内容紹介 室町将軍家の支流で、駿河・遠江・三河・尾張の一部を支配した実績のある大大名が、なぜここまで低評価なのか。大大名今川氏の実像に迫る。今川氏研究について現在わかっていることと、ここから始まるであろう研究の方向性を示す。
要旨 世の中の常識―公家趣味に傾倒した今川義元は、天下号令のために上洛を目指したが、桶狭間合戦で敗死。その子息・氏真は、信長に報復もできない軟弱大名で、家康にも裏切られて同家は没落してしまった。本書の核心―今川氏は室町将軍家の支流で、駿河守護、遠江守護を務めた。一時は、駿河から尾張の一部まで勢力を拡げ、周辺の有力大名と「同盟」を結び、外交戦略を駆使した大大名だった。
目次 第1部 今川領国の領主たち(“今川本家と今川一門”駿河今川氏の「天下一名字」は史実か;“今川氏の主従関係”今川氏の被官と「駿遠三」の国衆;“外様国衆・井伊氏と今川氏”今川氏の「徳」が問われた「井伊谷徳政」とは?);第2部 今川氏の外交(“今川氏と京都”公家・将軍家との「外交関係」を支えた今川家の側近たち;“武田・北条氏と今川氏”今川氏の栄枯盛衰と連動した「甲駿相三国同盟」;“三河・尾張方面の情勢”織田氏との対立、松平氏の離叛はなぜ起きたか);第3部 桶狭間合戦前後の今川氏と周辺状況(“桶狭間合戦と義元上洛説”「三河守任官」と尾張乱入は関係があるのか;“今川義元と太原崇孚”臨済宗寺院の興隆と今川氏の領国拡大;“南信濃・東美濃と三河”桶狭間敗戦以降の三河情勢と「今川・武田同盟」);第4部 今後期待される研究テーマ(“考古学からみた今川氏”今川氏時代の城館跡の特徴を検証する;“今川氏と検地”「検地」の実像は、どこまでわかっているのか;“今川氏と和歌”文学活動に長い伝統と実績を持つ家柄)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8003-1263-1   4-8003-1263-9
書誌番号 1113493315
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113493315

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