ちくま学芸文庫 --
中野美代子 /著   -- 筑摩書房 -- 2017.6 -- 15cm -- 321p

資料詳細

タイトル カニバリズム論
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 中野美代子 /著  
出版 筑摩書房 2017.6
大きさ等 15cm 321p
分類 914.6
注記 福武文庫 1987年刊の再刊
内容 内容:カニバリズム論. 迷宮としての人間. “食”の逆説. 中国人における血の観念. 魔術における中国. 中国残酷物語. 虚構と遊戯. 王国維とその死について. 恐怖の本質
内容紹介 カニバリズム(人肉嗜食)は人類の根源的タブーのように思われながら、その痕跡は古来より無数に残されてきた。古今東西の記録・小説を博捜し、ときに舌鋒鋭く、ときに諧謔と皮肉をもってカニバリズムを縦横無尽に論じる。
要旨 カニバリズム(人肉嗜食)は人類の根源的タブーのように思われながら、実のところその痕跡は古来より無数に残されてきた。著者の専門は中国でありながら、古今東西の記録・小説を博捜し、ときに舌鋒鋭く、ときに諧謔と皮肉をもってカニバリズムを縦横無尽に論じる。人間の薄っぺらな皮膚を両手で思い切りめくり上げ、曝し、目を背けたくなるようなものを直視することで、「近代合理主義精神」なるものの虚構を暴き、「良識」を高らかに嗤いとばす。人肉嗜食、纏足、宦官…。血の滴るテーマで人間の真実に迫る異色の作品。
目次 1(カニバリズム論―その文学的系譜;迷宮としての人間―革命・悪・エロス;“食”の逆説―開高健氏「最後の晩餐」をめぐって;中国人における血の観念);2(魔術における中国―仏陀とユートピア;中国残酷物語―マゾヒズムの文化史;虚構と遊戯―中国人の性格について);3(王国維とその死について―一つの三島由紀夫論のために;恐怖の本質―アンドレーエフ「血笑記」と魯迅「狂人日記」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-09802-3   4-480-09802-X
書誌番号 1113494868

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 914.6/ナ 一般書 利用可 - 2061783019 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 文庫本 914/ナ 一般書 利用可 - 2060891063 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 914/ナ 一般書 利用可 - 2063623396 iLisvirtual
公開 Map 文庫本 914/ナ 一般書 利用可 - 2061027834 iLisvirtual