あまり知られていなかった作品を読む -- フィギュール彩 --
金成陽一 /著   -- 彩流社 -- 2017.6 -- 19cm -- 231p

資料詳細

タイトル おとなのグリム童話
副書名 あまり知られていなかった作品を読む
シリーズ名 フィギュール彩
著者名等 金成陽一 /著  
出版 彩流社 2017.6
大きさ等 19cm 231p
分類 940.28
件名 グリム童話
個人件名 グリム,ヤーコプ
注記 欧文タイトル:GRIMMS’ FAIRY TALES FOR ADULT PERSONS
著者紹介 1948年生まれ。中央大学、跡見学園女子大学講師。獨協大学外国語学部卒業。日本大学大学院博士課程修了。ポップカルチャー学会元会長。主な著書には『誰が「ねむり姫」を救ったか』(大和書房)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 メルヘンは、生や死といった哲学的命題までも簡単な表現で提示する。グリム童話でよく知られた作品以外の、あまり知られていない作品を取りあげ、グリム童話を通してメルヘン(昔話)の想像力の意味をさぐる。
要旨 メルヘンは、生や死といった哲学的命題までもかんたんな表現で提示する。物語をとおして子供たちは、考えもしなかった悩みや苦しみが存在することを知り、同じような悩みを持った仲間がいるのを発見する。子供にとってこれほど勇気づけられることがあるだろうか。わかりやすく子供たちに伝えること、それだけでも魅力的なのだ。グリム童話のなかでよく知られた作品といえば、「赤ずきん」「白雪姫」「灰かぶり(シンデレラ)」「のばら姫(眠りの森の美女)」「ヘンゼルとグレーテル」ということになるだろう。これら以外の作品でも、世に知られていなくて面白い話がたくさんある。本書ではそうした作品を取りあげる。
目次 第1章 “しあわせ”のゆくえ(しあわせのパラドックス―「しあわせハンス」;欲望の岸辺―「漁師とその妻」;奇妙な結末―「六人の家来」);第2章 兄と弟のはなし(恩寵への旅―「命の水」;怨讐の旋律―「唄う骨」);第3章 愛と憎しみのかなた(小さな悪の物語―「お墓へはいったかわいそうなこぞう」;仮面の素顔―「親不孝なむすこ」);第4章 かぎりなきユーモア(「逆もまた真」なり―「ものぐさ三人兄弟」;ありあまる糧の話―「おいしいおかゆ」;博学の意味―「もの知り博士」)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-7092-8   4-7791-7092-3
書誌番号 1113495028
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113495028

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