吉川真司 /編, 倉本一宏 /編   -- 思文閣出版 -- 2017.5 -- 22cm -- 596,4p

資料詳細

タイトル 日本的時空観の形成
著者名等 吉川真司 /編, 倉本一宏 /編  
出版 思文閣出版 2017.5
大きさ等 22cm 596,4p
分類 210.3
件名 日本-歴史-古代 , 中国-歴史-古代 , 時間・空間
著者紹介 【吉川真司】1960年生.京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学.京都大学大学院文学研究科教授.『律令官僚制の研究』(塙書房,1998年)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論 吉川真司著. 時空間情報科学からみた日本的時空観 宇野隆夫著. 日本古代国家形成と時空観 下垣仁志著. 古代日本の空間意識に関する覚書 門井直哉著. 日本古代における王都の空間認識 林部均著. 日出処・日本の元日朝賀と銅烏幢 西本昌弘著. 古代における国郡領域編成の一考察 今津勝紀著. 日本古代のオホヤケ構造 大津透著. 古代日本の農事慣行と地方官人 武井紀子著. 陰陽道の成立についての試論 細井浩志著. 亀卜の時空 井上亘著. 親王にとっての過去・現在・未来 畑中彩子著. 『御堂関白記』古写本・寛仁元年九月三十日条と十月一日条の書写順序をめぐって 倉本一宏著. 『今昔物語集』の成立と宋代 荒木浩著. 法隆寺所蔵『五天竺図』にみる仏教的世界認識の更新 横内裕人著. 日本中世生霊試論 徳永誓子著. 『十節記』新考 劉暁峰著. 古代東アジア世界における高句麗勢力圏 井上直樹著. 梁の武帝と転輪聖王 河上麻由子著. 中国南方の新羅人 榎本渉著. 契丹国〈遼朝〉の祭祀・儀礼に関する歴史的変遷と方位観について 武田和哉著
内容紹介 日本における空間認識・時間認識を形作るさまざまな要素を、文献史学、考古学、歴史地理学、国文学の研究者たちが各視点から分析。古代から中世にかけての日本的時空観の形成・定着のプロセスを具体的かつ実証的に明らかにする。
要旨 日本における古典的・伝統的な時空観はいつ、どのように形成されたのであろうか。空間認識・時間認識を形作るさまざまな要素―周囲を海に囲まれ、四季がはっきりと分かれる日本の地理的・気候的環境、中国から伝来した暦法と時刻制、あるいは政治制度、さらには仏教の影響など―を、文献史学、考古学、歴史地理学、国文学の研究者たちがそれぞれの視点から分析。古代から中世にかけての日本的時空観の形成・定着のプロセスを具体的かつ実証的に明らかにする。
目次 1 古代の時間と空間(時空間情報科学からみた日本的時空観;日本古代国家形成と時空観;古代日本の空間意識に関する覚書 ほか);2 古代から中世へ(陰陽道の成立についての試論―呪禁師との関係と「初期陰陽道」概念について;亀卜の時空;親王にとっての過去・現在・未来―『吏部王記』に見る日記執筆の意図 ほか);3 アジアという視座(『十節記』新考;古代東アジア世界における高句麗勢力圏―倭勢力圏理解の端緒として;梁の武帝と転輪聖王 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1892-9   4-7842-1892-0
書誌番号 1113496315
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113496315

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