『古事記伝』の「皇国」 --
裴寛紋 /著   -- 笠間書院 -- 2017.6 -- 22cm -- 254,4p

資料詳細

タイトル 宣長はどのような日本を想像したか
副書名 『古事記伝』の「皇国」
著者名等 裴寛紋 /著  
出版 笠間書院 2017.6
大きさ等 22cm 254,4p
分類 121.52
件名 国学 , 古事記伝
個人件名 本居 宣長
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1978年、韓国忠清南道生まれ。2001年、韓国外国語大学日本語科卒業。2011年、東京大学大学院総合文化研究科博士取得。翰林大学生死学研究所研究教授を経て、現在、高麗大学民族文化研究院研究教授。専門は近世国学思想。著書(共著):『キーワードで読む源氏物語』(2013年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:『古事記伝』で「皇国」を問うこと. 『古事記伝』のつくった「外国」. 『古事記伝』における「カラ国」の克服. 『古事記伝』のつくった「皇国」. 宣長学の解明に向けて
内容紹介 『古事記伝』は『古事記』の解釈を通して、宣長による新たな神話を成立させたテキストであった。『古事記伝』の読みが『古事記』と最も乖離している箇所「外国(とつくに)」に着目し、自国日本に対して用いた語「皇国(みくに)」の意味を追究する。
要旨 日本思想史上での宣長再評価に向けて。『古事記伝』は『古事記』の解釈を通して、宣長による新たな神話を成立させたテキストであった。つくり出された“古事記”はいかなる物語となったのか。『古事記伝』の読みが『古事記』と最も乖離している箇所「外国“とつくに”」に着目し。ひるがえって、自国日本に対して用いた語「皇国“みくに”」の意味を追究する。神について語る『古事記』を、人に適用して読もうとした『古事記伝』の本質が明らかになる。
目次 序章 『古事記伝』で「皇国」を問うこと;第1章 『古事記伝』のつくった「外国」(「常世国」から拡大した「外国」の物語;地球的世界における「外国」と「皇国」;「皇国」の物語のためにつくられた「外国」);第2章 『古事記伝』における「カラ国」の克服(「韓国」の解決;固有なる起源を求めて);第3章 『古事記伝』のつくった「皇国」(「事」としての世界;世界の原典としての“古事記”;「皇国」の選択);終章 宣長学の解明に向けて―「皇国」の物語の達成が導くもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70834-2   4-305-70834-5
書誌番号 1113498481

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