現代への反逆としての保守 --
岩波書店 -- 2017.6 -- 22cm -- 289p

資料詳細

タイトル リーディングス戦後日本の思想水脈 7
各巻タイトル 現代への反逆としての保守
出版 岩波書店 2017.6
大きさ等 22cm 289p
分類 121.6
件名 日本思想-歴史-1945~ , 保守主義-日本-歴史-1945~
内容 内容:保守ということ 鈴木成高著. 正統思想について 河上徹太郎著. 現代における保守と自由と進歩〈抄〉 林健太郎著. 昭和の精神史〈抄〉 竹山道雄著. 戦時の精神的雰囲気 田中美知太郎著. ある異常体験者の偏見 山本七平著. 暴力・ファシズム・共産主義 猪木正道著. 共産主義と人間尊重 小泉信三著. ベルリンにて〈抄〉 竹山道雄著. 一匹と九十九匹と 福田恆存著. 政治的季節の中の個人 江藤淳著. 今日の政治的関心. 2 安保さわぎの後を受けて 田中美知太郎著. 「ごっこ」の世界が終ったとき 江藤淳著. 「アメリカニズム」の終焉〈抄〉 佐伯啓思著. ポスト・バグダッド 西部邁著
内容紹介 排外主義、全体主義、歴史修正主義、そして米国追従。現下の「保守思想」の表面を覆いつくすこうした要素の対極に、本来の保守思想があったのではないか。社会的熱狂を徹底的に懐疑し、社会のアウトサイダーとして位置づけられた保守のロジックを炙り出す。
要旨 排外主義、全体主義、歴史修正主義、そして米国追従。現下の「保守思想」の表面を覆いつくすこうした要素の対極に、本来の保守思想はあったのではないか。戦時下統制、戦後の解放、安保闘争、冷戦の終焉からアメリカニズムまで、時々のヘゲモニーを下支えする社会的熱狂を徹底的に懐疑し、社会のアウトサイダーとして位置づけられた保守のロジックを炙り出す。
目次 1 保守のロジック(保守ということ(一九四九年);正統思想について(『日本のアウトサイダー』、一九五九年);現代における保守と自由と進歩(抄)(一九六三年));2 大東亜戦争への違和、戦後への反逆(昭和の精神史(抄)(一九五五年);戦時の精神的雰囲気(『時代と私』、一九七一年);ある異常体験者の偏見(一九七四年));3 ファシズムと共産主義への懐疑(暴力・ファシズム・共産主義(一九四八年);共産主義と人間尊重(一九五一年);ベルリンにて(抄)(一九五七年));4 政治の過剰への対峙(一匹と九十九匹と―ひとつの反時代的考察(一九四七年);政治的季節の中の個人(一九六〇年);今日の政治的関心(二)―安保さわぎの後を受けて(一九六〇年));5 アメリカニズムからの脱却(「ごっこ」の世界が終ったとき(一九七〇年);「アメリカニズム」の終焉(抄)(一九九三年);ポスト・バクダッド(二〇〇三年))
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-027039-7   4-00-027039-7
書誌番号 1113499986
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113499986

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 121.6 一般書 利用可 - 2061868650 iLisvirtual