意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア -- 水声文庫 --
橋本陽介 /著   -- 水声社 -- 2017.6 -- 20cm -- 340p

資料詳細

タイトル 越境する小説文体
副書名 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア
シリーズ名 水声文庫
著者名等 橋本陽介 /著  
出版 水声社 2017.6
大きさ等 20cm 340p
分類 901.3
件名 小説 , 文体
著者紹介 1982年、埼玉県に生まれる。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、比較詩学。現在、慶應義塾大学非常勤講師。主な著書に、『ナラトロジー入門-プロップからジュネットまでの物語論』(水声社、2014年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 小説の「文体」に着目。ある文体が国境や言語を越えて作用する時、どのように模倣され、誤読され、変形されたのか。新しい文体の創出は個人的なものであるだけでなく、集団的な作用から生み出されることを明らかにする。
要旨 小説の“文体”に着目。ある文体が国境や言語を越えて作用するときに、どのように模倣され、誤読され、変形されたのかを“言語”に密着し分析しながら、新しい文体の創出は個人的なものであるだけでなく、集団的な作用から生み出されることを明らかにした、画期的に文学論!
目次 第1章 ジョイス『ユリシーズ』の断片的形式と伊藤整、川端康成(『ユリシーズ』の「内的独白」とデュジャルダンの『月桂樹は切られた』;ユリシーズの内的独白 ほか);第2章 中国における一九二〇年代から四〇年代にかけての「意識の流れ」(ジョイス、ウルフ、マンスフィールドの輸入状況;ヴァージニア・ウルフの文体 ほか);第3章 新時期中国における「意識の流れ」と高行健の「言葉の流れ」(雑誌『外国文芸』と袁可嘉編『外国現代派作品選』;王蒙の「東方意識流」 ほか);第4章 魔術的リアリズムの文体とその中国における変容(魔術的リアリズムとは何か;リアリズムからシュルレアリスム、魔術的リアリズムへ);第5章 ブラックユーモア(ブラックユーモアとは何か;『キャッチ=22』の文体 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0272-2   4-8010-0272-2
書誌番号 1113500113

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