環境人文学の対話 --
結城正美 /編, 黒田智 /編   -- 勉誠出版 -- 2017.6 -- 19cm -- 323p

資料詳細

タイトル 里山という物語
副書名 環境人文学の対話
著者名等 結城正美 /編, 黒田智 /編  
出版 勉誠出版 2017.6
大きさ等 19cm 323p
分類 519.81
件名 里山-日本
著者紹介 【結城正美】金沢大学人間社会研究域教授、ASLE-Japan/文学・環境学会代表。専門はエコクリティシズム、アメリカ文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:里山言説の地勢学 結城正美著. なぜ里山なのか 生田省悟著. 原発のある風景 小谷一明著. 日本の景観を飲み込む〈里山〉 カティ・リンドストロム著. 失楽園幻想、サイボーグ、新しいリアリティ 北條勝貴述 結城正美述 黒田智述. 里山 湯本貴和著. 中世日本の「里」と「山」 黒田智著. 里と山の相克 北條勝貴述 結城正美述 黒田智述
内容紹介 里山なるものが形成されるトポスがはらむ問題、歴史的に形成・構築された言説のあり方を、さまざまな視点から解きほぐしていくことにより、里山という参照軸から自然・環境をめぐる人間の価値観の交渉を明らかにする。
要旨 SATOYAMAとは何か―人びとの暮らしと多様な生き物を育む自然が調和した美しい環境、里山…。日本の原風景を残すエコロジカルな体系を体現するものとして、近年もその意義は盛んに喧伝され、世界的な関心も集めつつある。しかし、このような理解は里山のすべてを捉えているのだろうか。里山なるものが形成されるトポスがはらむ問題、歴史的に形成・構築された言説のあり方を、さまざまな視点から解きほぐしていくことにより、里山という参照軸から自然・環境をめぐる人間の価値観の交渉を明らかにする。
目次 第1部 イメージと場所(里山言説の地勢学―ランドスケープ、場所、ゾーン;なぜ里山なのか―近代の自然言説から;原発のある風景―水上勉『故郷』における里山の変容;日本の景観を飲み込む“里山”;芸術祭と里山・里海―環境美学の視点から;失楽園幻想、サイボーグ、新しいリアリティ);第2部 せめぎ合う自然と文化(里山―その実態の歴史的変遷と現代的表象;中世日本の「里」と「山」―加賀軽海郷の開発と洪水;絵図に描かれた里山;東京近郊の里山が辿った歴史―横浜市港北区日吉周辺を中心に;「里山の危機」と「竹林拡大」―保護/排除される景観;養生論からみた里山;里と山の相克)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22180-7   4-585-22180-8
書誌番号 1113501969

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