エリート軍人の自伝・回想録を読む -- 筑摩選書 --
保阪正康 /著   -- 筑摩書房 -- 2017.7 -- 19cm -- 205p

資料詳細

タイトル 帝国軍人の弁明
副書名 エリート軍人の自伝・回想録を読む
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 保阪正康 /著  
出版 筑摩書房 2017.7
大きさ等 19cm 205p
分類 392.8
件名 軍人-日本-歴史-昭和前期 , 陸軍-日本-伝記
著者紹介 1939年、北海道生まれ。同志社大学文学部卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、歴史の中に埋もれた事件・人物のルポルタージュを心がける。個人誌「昭和史講座」を中心とする一連の昭和史研究で菊池寛賞を受賞。主な著書に『戦場体験者 沈黙の記録』(筑摩書房)など多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 二・二六事件、満州事変、日米開戦、特攻隊…。昭和陸軍の軍人たちは何を考え、どう行動し、それを後世にどう書き残したか。当事者自身の筆による自伝・回想・証言を、多面的に検証しながら読み解く試み。
要旨 昭和の戦争を経験した陸軍軍人たちが書き残した書物は数多い。そこには開戦から終戦に至るまでの生々しい経緯、帝国陸軍内の空気、さらには戦後思想への評価など、当事者でしか描きえない貴重な証言の数々が見出される。石原莞爾、瀬島龍三、堀栄三、田中隆吉、遠藤三郎等々の著作を取りあげ、書き手の政治的立場や帝国陸軍内での地位、見識と教養、さらには語り手としての誠実さを見極めながら、第一級の昭和史資料を読み解く試み。
目次 序章 軍人の回想録・日記・自伝を読む;第1章 石原莞爾の『世界最終戦論』を読む;第2章 堀栄三『大本営参謀の情報戦記』を読む;第3章 武藤章『比島から巣鴨へ』を読む;第4章 佐々木到一『ある軍人の自伝』を読む;第5章 田中隆吉『日本軍閥暗闘史』を読む;第6章 河邊虎四郎『市ヶ谷台から市ヶ谷台へ』を読む;第7章 井本熊男『作戦日誌で綴る大東亜戦争』を読む;第8章 遠藤三郎『日中十五年戦争と私』を読む;第9章 磯部浅一「獄中日記」を読む;第10章 瀬島龍三『幾山河』を読む;終章 歴史に残すべき書
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01654-6   4-480-01654-6
書誌番号 1113505625

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 392 一般書 利用可 - 2060968945 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 392 一般書 利用可 - 2060899609 iLisvirtual
公開 Map 392 一般書 利用可 - 2060899595 iLisvirtual