〈武道のスポーツ化〉問題の誕生 --
中嶋哲也 /著   -- 国書刊行会 -- 2017.7 -- 22cm -- 608,11p

資料詳細

タイトル 近代日本の武道論
副書名 〈武道のスポーツ化〉問題の誕生
著者名等 中嶋哲也 /著  
出版 国書刊行会 2017.7
大きさ等 22cm 608,11p
分類 789
件名 武道-歴史 , スポーツ社会学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1983年、滋賀県生まれ。早稲田大学スポーツ科学研究科博士課程修了、博士(スポーツ科学)。現在、茨城大学教育学部准教授。専門はスポーツ人類学、武道論。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「術」から「道」という考えが誕生した明治期、「スポーツ化」という言説が登場した大正期、さらには古武道の「発見」まで…。膨大な資料を緻密に検証し、近代の言説空間のなかでゆらぎ変容する「武道」と「スポーツ」の関係を明らかにする。
要旨 武道はいかに語られてきたか。「術」から「道」という考えが誕生した明治期、「スポーツ化」という言説が登場した大正期、さらには古武道の「発見」まで―。膨大な資料を緻密に検証し、近代の言説空間のなかでゆらぎ変容する「武道」と「スポーツ」の関係を明らかにする。武道論を一新する大著の誕生。
目次 第1部 “術から道へ”―嘉納治五郎と講道館柔道の成立(撃剣興行と警察武術;実戦から教育へ;嘉納治五郎と講道館柔道の成立);第2部 武道概念の成立―大日本武徳会の成立と西久保弘道の武道論(大日本武徳会の成立;西久保弘道の武道論;大日本武徳会における武道概念の普及活動);第3部 “武道のスポーツ化”問題の出現―戦間期における武道の大衆化(“武道のスポーツ化”問題の出現;剣道・柔道・弓道における“スポーツ化”問題の展開);第4部 “武道のスポーツ化”問題への対応・その1―藤生安太郎と武道の国策化(“武道のスポーツ化”批判―藤井安太郎による講道館批判;第七三回帝国議会衆議院議会における武道関連建議案;武道振興委員会と戦時下武道界の基調;新武徳会の成立と武徳会薙刀問題;藤生安太郎の武道行政批判);第5部 “武道のスポーツ化”問題への対応・その2―古武道の誕生(武術諸流の近代―日本古武道振興会成立以前;日本古武道振興会の成立と展開;戦時下の古武道)
ISBN(13)、ISBN 978-4-336-06158-4   4-336-06158-0
書誌番号 1113510368
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113510368

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