泉靖一と二日市保養所 --
下川正晴 /著   -- 弦書房 -- 2017.8 -- 19cm -- 333p

資料詳細

タイトル 忘却の引揚げ史
副書名 泉靖一と二日市保養所
著者名等 下川正晴 /著  
出版 弦書房 2017.8
大きさ等 19cm 333p
分類 369.37
件名 引揚問題 , 性犯罪 , 太平洋戦争(1941~1945)
個人件名 泉 靖一
注記 文献あり 年譜あり 年表あり
著者紹介 1949年、鹿児島県生まれ。大阪大学法学部卒、立教大学大学院博士課程前期(比較文明論)修了。毎日新聞西部本社、ソウル支局、論説委員等を歴任。韓国外国語大学言論情報学部客員教授、大分県立芸術文化短期大学教授(マスメディア論、現代韓国研究)。2015年春定年退職し著述業。近現代日本史、韓国、台湾、映画を中心に取材中。著書『私のコリア報道』(晩聲社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 敗戦後、満州などで性暴行被害を受けた女性たちの中絶手術を行った二日市保養所。そこは封印されてきた「戦後史の穴」であり、日本人が再生する場でもあった。二日市保養所の真実を明らかにし、その中心人物で「災害人類学」の先駆者・泉靖一を再評価する。
要旨 戦後日本の再生は、ここから始まる。中絶施設・二日市保養所は、忘却された「戦後史の穴」である。跡地に立つ「仁」の慰霊碑が、その記憶を静かに語る。―満州などでの性暴行被害者数百人が、引揚げ港・博多近郊で治療を受けた。女性や孤児らを支えた献身的行為に光をあてた労作。インカ遺跡を発掘した文化人類学者・泉靖一を、「災害人類学」の先駆者として再評価する。
目次 第1章 「二日市」からの旅;第2章 二日市保養所の真実;第3章 証言と「問診日誌」;第4章 泉靖一という男;第5章 泉靖一の闘争;第6章 「聖福寮」の山本良健;第7章 石賀信子と保母たち;第8章 映像の力・上坪隆;第9章 次世代へ語り継ぐ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86329-155-3   4-86329-155-8
書誌番号 1113510820

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